職人のつぶやき

HIROガラス工房主宰丹野のプログ。
毎日のガラス制作状況、展示販売放浪の旅などのおもしろおかしなお話が満載!!

三連休のできごと。

2008-11-26 01:35:13 | Weblog
世間の3連休が終わった。自分には連休など関係ないが・・・・
ですが、昨日気晴らしに名取にあるホームセンタームサシにいってきた。
このホームセンターは工芸にものすごく力を入れておりまして、専門店にもひけをとらない、商品の品揃えとかなりお得な価格体系で運営しております。
ガラス専門店真っ青であります。間違いなく一般客相手に商売している中で工芸専門では東北1でしょう!!
目的は、フュージングの電気炉がいくらぐらいで売っているのか?であります。
当工房には、被せガラスのクズが山のようにありまして、これをなんとかリサイクルできないかと考えておりました。江戸切子の技術を取り入れることも考えましたが、やはりお手軽にできるフュージングのほうがいいかと思い、いろいろ検討しているところであります。
いってみましたら、大きい炉を想像していたのですが、小さいのがある!
当工房でも取り寄せができるものがあるのですが、それですと大きくて、本業として使う炉になってしまう。また価格も結構するのであります。
よって、この際、数はつくれなくてもいいので、小さな炉でやってみよう!という考えであります。
ムサシの店員とちょっとお話させていただきましたら、その店員が、ガラス工芸にすごい詳しい!!なかなかそこまで詳しい店員はいないものです。なにやら、この店員個人的にトンボ玉、フュージングの技術は取得しているらしい。さすがムサシの工芸コーナー!!ってな感じです。このような売り場には関心させられます!!
まーいろいろ話している中で、自分の名刺を出すはめになり、ちょっとまずかったかな~と思いましたが、当工房を以前から知っていたらしく、店員から「サンドブラストの教室をやっていただけないですか!」てご依頼いただきました。
実をいいますと、以前にムサシさんに被せガラスを卸している工房の代表の方からも「ムサシさんで教室どう?」とお言葉は頂いておりました。ですが、当工房的にどうしても教室まで仕事がまわらないのでお断りしておりました。
そのむねをムサシ店員に伝え、このご時世、大変有難いお話ではありましたが、丁寧にお断りし、「教室を任せられる方のご紹介ならできます」とのことを伝え、帰ってきました。
すぐさま、教室できそうな人にTELをいれ、その方から承諾頂きましたので、ムサシさんで「サンドブラストアートガラス教室」が来年早々実現しそうです。
なかなか、サンドブラストは世間に受け入れられていないし、知名度も大変よわいので、ムサシさんで教室をやることによって少しでも知名度が上がってくれれば・・・と思う自分なのであります。今回のお話を承諾したH君!!ガンバれ!!

さて、話はかわりますが、本日のお話。
今日、朝早く印刷屋のT氏登場!!この印刷屋さんは、自分が中学のときからの長い付き合いです。中学校は違う学校だったのですが、バドミントン仲間ということで、お互いに知っている中でした。それが高校生になったときに同じT高校になり、自分はバドにあけくれ、印刷屋のT氏はバドはやめ、ゴルフにあけくれる毎日でありました。スポーツの道は違いましたが、学校で顔をあわせると、よくいろいろ話をしていました。
そのT氏。この度、社長に就任!自分と同じ歳。若社長誕生であります。
自分でいうのもなんですが、自分もひそかに個人事業者(社長)なのでありますので、お互いに経営の話に必ずなるのであります。お互いに通じ合うところがやはりあるわけで、T氏は両親もいて妻もいて子供もいて、そんでもって社員も雇っているから、何十人もの生活を背負っている訳であり、自分におかれている立場より責任重大であります。
社長業は楽ではない!!厳しい社会にもまれ、全てにおいて責任というものがのしかかる。特にこのご時世大変なのであります。
もし二人で酒でも酌み交わしながら本音で話たら多分仕事のことで朝までかかるに違いない!
ですが最後にでる言葉は、「好きでやっている仕事だから・・・・」
たからやめられない・・・・・お互い36歳!死ぬまでこの仕事でがんばっていこうとお互い思うのであります。






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