歩こう、登ろう

今年は色んなことをしたい

両親を連れて羅臼岳

2020-09-06 | 登山
両親と休みを合わせて8/24~8/26まで道東へ行ってきました。
1日目は札幌からウトロまでの移動+プチ観光で終わり、
2日目はメインイベントである羅臼岳登山。
6:30木下小屋からスタートです。


本当に整備された登山道でした。
斜度もそこまで無く、藻岩山レベル。登りやすかったです。


が、2時間半経ったところで母はリタイヤ。
足がつると言い出し、コムレケアを飲ませ休み休み歩くも改善せず下山となりました。
羅臼平までは行きたいと言っていたけど、地図を見ると現在地から1時間以上かかるのと
岩場が待っていると書かれていたので、銀冷水という水場で引き返しました。


穏やかだった登山道は大沢という沢から徐々に斜度を増し、
羅臼平までぐんぐん登っていきます。


この枯沢を登り詰めると、やっと展望が開けます。
姿を現したこの山が羅臼岳だと思い込んでいたけど、こちらは三ツ峰の一角。


羅臼岳と言えば、のフードロッカー。
蓋をかぱっと開けるのではなく、隠れているレバーを上げてからではないと開きません。
帰りに覗いたら荷物がびっしり。ここにデポして山頂へ行く人もいるのかな。


山頂に近づくと天候が回復。ご褒美タイムです。


そしてこちらの方は「ちょっとタンマ」(←死語)と足が何度も止まります。
こういう大きな岩がとっても苦手なようです。きつくて素敵な笑みがこぼれてます。


慎重に岩場を登ってやっとこ山頂!
北方四島は雲に隠れていたけど、知床連山はすっきり見渡す事が出来ました。


お湯沸かしてカップラーメンでも食べる?と聞くも、
母ちゃんが待ってるから早く下りたほうがいいんじゃない、とだんだんテンションが下がってきた父。
さっきは「お母さんには悪いけど楽しいな~」なんて言ってたのに。


それならなるべく早く降りましょう、という事であまり長居せず下山開始。
でも結局空腹に耐えられず弥三吉水という水場で太巻き、お稲荷さん、河童巻きをたいらげていました。


そんなこんなで無事下山。残念ながらみんなで山頂には行けなかったけど、
誰もケガせず登山口に戻ってきました。


私は山頂よりもこの分岐標識のほうが嬉しい。
もう2度と行くことはないだろうけど、私の登山人生で一番思い出深い羅臼温泉コース。


という訳で、メインイベントは終わりました。
本当に歳を取ってしまう前に、大きな山に登って欲しいと思って選んだ羅臼岳。
少しロングだったのかな、と反省するも
母は成長期なのか体重が増えてしまったのと、運動不足だったのが辛くなってしまった原因。
暑さがとても苦手だし・・
でもうちの親は60台半ば。もっと年配の方々が登っているはず。
人それぞれ体力の差はあるけど、まだまだ頑張ってほしいなぁと思います。

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