1940年代後半生まれのジジイにはレコード盤とは
それまでのSP盤からLP盤に変わったちょうど変化期の音楽メデアでした。
このレコードを主役に「金沢工業大学」が所蔵する24万枚のコレクションの
中から約5000枚のレコードジャケットを観ることが出来る展示会に
出かけました。
「案内ホームページ」
大阪・梅田にある「グランフロント大阪・北館・地下」
入り口からスタートする、巨大年表 *50mにおよぶレコードや雑誌・蔵書
をそれぞれの時代にシンクロさせて時代変化を表現しています。
懐かしい「レコードジャケット」が次から次へと登場します、それぞれの
ブースではアナログレコードが流れていて時代次代にトリップします。
そう言えば、その時代のレコードとは、お宝でした。
小遣いやバイトで稼いだ中からコツコツと買い求めたモノでした。
*当時はどこの町にもレコード屋があったな~
ジャケットから
取り出し、一枚ずつ スプレーを掛けて、ビロードで出来たクリーナーで
丁寧に手入れしたものです。
当時の若者にとって、30cm四方のレコードジャケットは
新しい世界の入り口、そのデザインによって妄想し
自分の価値観と照らしていました、ジャケットは重要な中身の
表現体です。
次々と登場するレコードジャケットを観ながら
懐かしさのあまりに当時の出来事を思い出しながら吸い寄せられていました。
音楽メデアもこのLPの時代から カセットそしてMD,
現在の CDへと変化しました、
いまやデジタルコンテンツの時代、
iPodやウオークマンではあの小さなメデアに3~5千曲の音楽が・・・
究極はショップで購入するのでなく、ネットで購入が若者の中では支流とか。
ジジイにはついて行けません(涙)
ジジイの持っていた多くのレコードは廃棄してしまった!
唯一残っているのがビートルズとサンタナ、なにせレコードプレイヤーも
処分済で再生する事すらできない状態です。
今思えばもったいないことをしたと悔やんでいます。
久しぶりに会場で聞いたアナログの音は良かったな~
この展示会中身の濃い内容で時間の経つのを忘れるぐらい
楽しめました。
7月23日(日)まで。
時間を作ってもう一度観に行きたいと思う展示会です。
お勧め!!
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