備忘録(二) 平成21年2月
あれから1年が過ぎました、
去年の2月は、今年以上に寒い日が続いていました、
人間誰でも寒くてドンヨリとした冬空の天気の続くこの時は精神的にも
落ち込みやすくなります、まさしく“気が弱る”と
言われる状態でしょう、
理由はいろいろあったと思うのですが、やはりこの時期
独特の精神を覆い尽くすこの暗い雰囲気が彼をあのような行為に
走らせた大きな要因の一つだと今、再びこの季節がめぐってきて、
わかるような気がします、
今回のことが起こるまで、時間の経つのは早く、
“一年なんてアッと言う間に過ぎ去る”と感じてたのですが
私にとって、この一年は本当に長く感じる一年でありました
当初は、仏事や事後処理に気が紛れていましたが、それらが
一段落したころから、やっと遺品に手を付けだし、一つひとつの品を整理しながら、
あの時は・・・このときは・・・と思いを巡らせる日が続きます
そして幾度となく、写真に向かって“なぜ! どうして!”と声を
かけてしまう自分がいました、
人は言います、“すべて時間が解決する”確かに当初の
ような苦しみや悲しみを感じる時間は少なくなってきてます、
しかし、まだまだ急に思い出したりして、そう簡単に
時間が解決してはくれないと思うのも事実です、
新調した小さな仏壇に毎朝、私が朝一番の燈明・線香・お水を供え
朝の挨拶をするのですが、遺影の彼はいつも少し微笑んでくれてます
彼はこれからも永遠に25歳の青年のままです、でも残された
私は、着実にモウロクしていくのです、代われるものなら・・・と
思ってしまうのですが、
この一年の間に、多くの友人達や職場の同僚達が訪ねてくれました
そして、彼らから家族の知らなかった、いろいろなエピソードや
外での彼の様子を聞かしてもらい、改めて
私にとって“自慢の息子”だったのだと確信し失ったこの宝物が
いかに大きかった、改めて感じてます、
葬儀・満中陰・百カ日・納骨式・初盆・・・・そして今月の一周忌
この節目・節目の仏事の度に、残された家族が、起こった現実に
正面から向き合い、次第に納得していくように用意されたセレモニーの様に
感じます、しかしこの2月の一周忌が一番辛い!
去年の今頃なら未だ間に合っていた、あの時気が付いていたら、
いろいろと考えてしまいます、
この辛い2月が過ぎれば、この立ち込めた暗い気持ちが和らぐ
生命の息吹が溢れる季節になるのですが、今年は特に早くその季節が
来るのを切望しています、
最後に、この一年間我が家の愛犬達(ハナ・マル)に家族は
どんなに癒されたことか・・・・
もし、彼らが居なければ、私達はもっと暗く辛い一年を過ごしていたと
思います、今思えば、8年前に下宿生活の始まった息子と入れ替わりに
我が家に来た彼らでした、彼らも8歳これからもしっかりと残された家族を
癒してくれるように願うばかりです。
[備忘録(一)]
あれから1年が過ぎました、
去年の2月は、今年以上に寒い日が続いていました、
人間誰でも寒くてドンヨリとした冬空の天気の続くこの時は精神的にも
落ち込みやすくなります、まさしく“気が弱る”と
言われる状態でしょう、
理由はいろいろあったと思うのですが、やはりこの時期
独特の精神を覆い尽くすこの暗い雰囲気が彼をあのような行為に
走らせた大きな要因の一つだと今、再びこの季節がめぐってきて、
わかるような気がします、
今回のことが起こるまで、時間の経つのは早く、
“一年なんてアッと言う間に過ぎ去る”と感じてたのですが
私にとって、この一年は本当に長く感じる一年でありました
当初は、仏事や事後処理に気が紛れていましたが、それらが
一段落したころから、やっと遺品に手を付けだし、一つひとつの品を整理しながら、
あの時は・・・このときは・・・と思いを巡らせる日が続きます
そして幾度となく、写真に向かって“なぜ! どうして!”と声を
かけてしまう自分がいました、
人は言います、“すべて時間が解決する”確かに当初の
ような苦しみや悲しみを感じる時間は少なくなってきてます、
しかし、まだまだ急に思い出したりして、そう簡単に
時間が解決してはくれないと思うのも事実です、
新調した小さな仏壇に毎朝、私が朝一番の燈明・線香・お水を供え
朝の挨拶をするのですが、遺影の彼はいつも少し微笑んでくれてます
彼はこれからも永遠に25歳の青年のままです、でも残された
私は、着実にモウロクしていくのです、代われるものなら・・・と
思ってしまうのですが、
この一年の間に、多くの友人達や職場の同僚達が訪ねてくれました
そして、彼らから家族の知らなかった、いろいろなエピソードや
外での彼の様子を聞かしてもらい、改めて
私にとって“自慢の息子”だったのだと確信し失ったこの宝物が
いかに大きかった、改めて感じてます、
葬儀・満中陰・百カ日・納骨式・初盆・・・・そして今月の一周忌
この節目・節目の仏事の度に、残された家族が、起こった現実に
正面から向き合い、次第に納得していくように用意されたセレモニーの様に
感じます、しかしこの2月の一周忌が一番辛い!
去年の今頃なら未だ間に合っていた、あの時気が付いていたら、
いろいろと考えてしまいます、
この辛い2月が過ぎれば、この立ち込めた暗い気持ちが和らぐ
生命の息吹が溢れる季節になるのですが、今年は特に早くその季節が
来るのを切望しています、
最後に、この一年間我が家の愛犬達(ハナ・マル)に家族は
どんなに癒されたことか・・・・
もし、彼らが居なければ、私達はもっと暗く辛い一年を過ごしていたと
思います、今思えば、8年前に下宿生活の始まった息子と入れ替わりに
我が家に来た彼らでした、彼らも8歳これからもしっかりと残された家族を
癒してくれるように願うばかりです。
[備忘録(一)]
どうぞ心の赴くまま、写真の息子さんに語りかけてあげてください。
お線香のけむりと共に、声は必ず届きます。
ハナマルちゃんの笑顔と共に・・・・
まだ一年。
感じ方・・・心の整理のつけ方は人それぞれですね。
3月3日、ちいさな息子を亡くし7年になります。
今でも、つらく耐えれきれなくなること、多々あります。
でもマーヤに癒されました。
息子の代わりにゴディバが来ました。
つらいことを忘れる必要はないと思います。
息子さんの写真にいっぱい語りかけ、思い出を大切にしてください。
そして、ハナマルちゃんと新しい思い出を作ってください。
Blogからもう一年経つのですね。
お会いしても、息子さんのお話できませんでした。
これからは、是非息子さんのお話も聞かせてください。
そして、合掌。
MARYAさま
梅干しさま
大名草庵店主さま
皆様の心のこもったコメント
本当にありがとうございます、
そして、このブログを見に来ていただいてる
皆様にも感謝いたします
一周忌も過ぎ、いつのも平穏な日常に
戻り、気持も落ち着きました
これからブログを再開いたします
これからもお付き合いよろしく
お願い致します。
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