読めば読むほど、当事者の気持ちを痛いほど感じる記事でした
記事新聞記事(読売)
今朝のニュースでこの男性がインタビューに応えていたのですが
*顔は出ていませんが
穏やかにそして冷静に思いを語られていました
丁寧に育ての親(母親)に感謝しつつ生みの両親にも生んでくれたことに
感謝する、なかなかデキタ人物だと、
60歳、オヤジに近い年齢です、気の毒ですがもはや、
やり直しがきく年齢ではありません、
無念の感情だけが残るのでは・・・
取り違え先の本来の実家は裕福な家庭、育った家庭は生活保護を
受ける必要の家庭、当然の様に進学にしても思い通りにならなかった、
そうです、
“気の毒でした”では済まされない病院のミスです
まさしく 「人生が狂わされた」
このニュースを見ていて感じたのですが、
もう一方の当事者、裕福な家庭に間違って育てられた人も
複雑な心境でしょうね、
相続のもめ事から、血のつながらない二人の弟達が疑問に思った
兄のDNAを調べて判明したそうですが、そこに至るまでの
確執が想像できます、
いずれにしても、もう取り返しのつかないこと、
しかし、病院側は 「謝罪はしない」とコメントしてるのですが
これも 無責任! なことだと思います、
疑いようの無いミスなのにな~
“当事者お二人の今後の人生が、穏やかな日々でありますように・・・”
今回の分かった事実により、今まで平穏(なんの疑問も持たないで)に暮らせていたのが
いろいろな思いや周りの対応で、これからの人生(気持や感情)が狂わない事を願います。
ちなみに、オヤジの出生は
産婆さんに自宅で取り上げられた様なので、間違えようのない○○家長男で
戸籍通りです。
「生んでくれた親に、なんのお返しもできなかった」
「でも、育ててくれた親にはもちろん感謝している」
本当に心の始末がつくまでは、まだまだ時間がかかるのでしょうが
願わくば、
長いあいだ離ればなれになっていた弟さん達もふくめ
皆がよい関係を築けますように。
それにしても、「謝罪はしない」という病院側のコメントにはビックリしました。
朝日にはそういう旨は載っていなかったので。
真実が分かった事が
本当に良かったか? は難しい判断でしょうね、
ルンさんがおっしゃる通り関係者の
気持ちの持ち方により変わるので、
もし自分が今回の立場になっていたら・・・
想像するだけで、息苦しくなります。