良い天気が続いています。
気温は27~8°とこの時期にしては高いのですが、空気が乾燥していて
直接の日差しを浴びなければ過ごしやすい気候です。
来週からはこの時期の気候に戻るとのこと、冬支度を急がなくては・・・
さて、表紙の写真は我が町内にある 元宝塚大学 の全景。
立派な建物ですが、今や無人のもぬけの殻状態!
さかのぼること34年前の春に華々しく開校した 「宝塚造形芸術大学」でした。
開校した当初は最初は少ない生徒さんでしたが、徐々に増えて
校舎もあれよあれよと言う間の増設されて、立派な美術系の大学となりました。
ピークの頃大学祭(毎年9月)には、多くの人達が訪れて、それはそれは
盛況でした、しかしそのにぎわいは長く続きませんでした。
芸術系の学部では予定の生徒が集まらず、いつしか生徒が集めやすい
学部を作るために名称を 「造形芸術」の名前を外し 「宝塚大学」と
改め看護学部を作ったり、又大阪市内にサテライトを作ったりしていましたが、
世の少子化や通学がしずらいこともあって、ついに2016年には
学生募集停止の事態に。 *一時はこの決定に在校生やOB達が異議を唱えていましたが・・・
それからは当然のごとく徐々に生徒数は少なくなり最後の卒業生を
送ってからは、この界隈も寂しくなりました、以前であれば
生徒たちが三々五々と連れだってのが消えてのですから。
そして2021年4月 正式に 「宝塚大学」の所在地は 大阪・梅田に変更されました。
さて、残されたこの立派な建物の今後がどのようになるのか興味の
あるところです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます