NPO ペシャワール会

NPO ペシャワール会
初めて聞いた名前でした、今までに認識していたNPO団体とは
派手な宣伝活動や実力行使で名をはせてる「グリーンピース」や
「シー・シェパード」のイメージが強く印象にあるのですが、

この会は、地道にコツコツとNPOの基本“利益を目的としない組織”
で、活動の拠点を必要とされる地域にシッカリと根をはやしてこられたようです、

会のＨＰの最初に
「誰もが行きたがらない所に行き、誰もがやりたがらないことをする」とありました、

今回の誘拐事件の報道を見聞きすればするほど、
やるせない気持ちに陥ります、

“伊藤和也“さんペシャワール会の一員として、
‘０３年に「現地にいかなければ、何も始まらない」と
志願してから５年弱

現地で一番必要であった農業指導にたずさわり、
現地の住民達からもしたわれるほど確実に深く根をはやし、
成果をあげてこられやっと成果の芽が感じ取れるこの時期に
紛争の犠牲となられた、


朝日新聞の見出しに“異国に倒れた夢”と
ありましたが、志半ばでの惨劇に　言葉がありません

ご両親（私と同年代）のコメントに
「今でも夢なのか現実なのか、区別がつかない」と話されています、
本当にその気持ちを理解できます、
　＊私も何度も、これが夢であったら・・・と思ったことがあり
　　とても他人事と思えない・・・・

和也さんのご冥福をお祈りするとともに、ご家族の方々に対し
心よりお悔やみ申し上げます。



人生とは、どうしてこのような不条理なことが起こるのでしょうか
人生とは、苦悩を受けることのために在るのでしょうか
人生とは、・・・・・

私のように信仰心の無い人間にとって、一人で抱えるには
あまりにも重たすぎるテーマです。