団塊世代の真っ只中!

団塊世代のジジイ、チョコ色犬&黒色犬や手習いを中心に日々を書きとめていきます。*'20年4月改訂       

鎮魂の日

2010年01月17日 | その他
あれから15年

一昨年の今日の ブログを読み返しています、
「人間は忘れることが出来るから生き続けることが出来る」と記しています
当時、まさかわが身にこの言葉がずっしりと重たい言葉として
のしかかってこようとは思いもしなかった・・・・

いまだに、この言葉との葛藤の日々です、

周りでも、この震災で家族や友人を亡くされた方々多く居られる
特に家族を亡くされた人々の今日の心情が痛いほど解かるのです

平成7年1月16日震災の前夜、我が家族4人で初めて
隣町の「カラオケ」に行き、皆あまり上手ではないのですが
それぞれ熱唱したのを思い出します、
*その数時間後にあの強烈な揺れで起こされるのでした・・・・

家族が一人欠けてしまった今あの夜のことは決して忘れることのできない
我家の団らんでした、*「家族」とはこの言葉の持つ意味を深く考えます。

“忘れること・忘れられないこと・忘れてしまうこと” 

今は確かに思い出し苦しむ時間は少なくなってきていますが
これは完全に消滅するものではないでしょう

ある知人(癌と戦っておられます)が
「子供に先立たれた親は拷問を受けているようなもの」と言われています
まさにその通りだと思います、ただこの苦しみの時間が徐々に
短くなってきているので、耐えることができるのです、


一年の内、確実に気分的に落ち込む時期が3回あります
今日の「阪神大震災」4月の「JR福知山線事故」

そして、来月2月の息子の命日、

小生(すでに還暦をオーバーしてる)にとっては、この心情を
話したり、書きとめたりする手段はこのブログしか残されていません

こころの解放区としてこれからも記録していきます。

追伸 :今年はハイチでの大規模の地震被害の状況がナマナマしく
報道されている今日この頃、特に考え深いものがあります。
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2 コメント

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ルンさま (団塊おやじ)
2010-01-17 22:13:15
森家お二人のブログから
毎年、昆陽池公園での
阪神大震災の犠牲者追悼のつどいに
参加されているのを知っています、

一度訪れたいと思いつついまだに行けていません
あの無数のローソクの炎を見ると
きっと涙腺が緩むと思います、
現に先生の写真を見ているだけで・・・・

いつか訪れて、鎮魂の炎を灯したいと
思います、

ハナマルチャチャトビクロチビキン達と
これからもゆっくりとましょう!

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“忘れること・忘れられないこと・忘れてしまうこと” (ルン)
2010-01-17 16:19:03
 
時が経つほどに見えてくるもの、そして遠ざかってゆくもの。
好むと好まざるに関わらず、時間というクスリは効いてくるものですね。

私にもこれから幾多のツライことが待ち受けているのでしょうが
団塊おやじさま方と共に、いつまでも前向きに歩いて行きたいと思います。
ハナマルチャチャトビクロチビキン
みんな手をつないで、精一杯たのしい毎日を過ごして生きたいものですね


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