かれこれ…今まで描いてきた蓮の花の作品は
もう何点になるでしょう?
自分でもわからないくらい描いている?!
日本画の雰囲気が印象強い蓮ですが…
私が描いているのは、アクリル絵の具という画材を使って描く場合がほとんど…
クリスタルパウダーを混ぜると立体的に浮き上がった感じになります
もちろん、パウダーを使用しないで描く場合も
蓮の花については…多分、以前にも記事にしたことがあるような
『泥中の花』
という、お話しご存知ですか?
仏教については人それぞれの解釈もあるので
そこは触れませんが…
キリスト教でも仏教でも
このお話は宗教観を超えて
人の心に届くはず…って思うのですが
どうでしょ?
この世が人の『欲』で(煩悩といっていますが)けがれきった、世の中であるとしたら…
この世→泥水の池
そこに咲く蓮の花は
そのけがれた世の中にあって、そのよごれ、、、を取り除き
浄化して…
綺麗なお花を咲かせる…言ってみれば
ろ過装置のような役割
よごれ→苦しみを吸収して
自らの身をもってろ過するなんて…健気…
すごい蓮!!!よっ、蓮やるねっ
蓮がその茎で泥水を吸い上げて浄化し、花を咲かせる
その繰り返しで水はとても綺麗になるのだそうです
蓮、頑張り屋さん
でも…
その池に再び、ゴミを捨てたり、水を汚すようなことがあっては
いくら蓮が頑張っても、いつまでたっても綺麗になりません…
なので…
蓮に頼り切ってばかりでもいけません
ゴミを減らす、環境を汚さない、そんなエコ意識、周りを思いやる美意識など
一人一人の小さな心掛けも大切かな…
なんて思います
人は…
心が豊かになると
『小欲知足』といって
小さな欲で満足できるようになると、ストレスもたまりづらくなるそうです
欲望が多いと、もっともっととなって…なかなか満足できなくなり、当然、感謝も出来ず…
いつもストレスを抱えて、苦しんでしまう…(自分で自分を攻撃する癌細胞と似ています)
小さな欲→煩悩が減ると、人は満足を知り、感謝の心で謙虚に生きていけるので
結果的に苦しみが減って、幸福になっていくのだとか…
そうすると、
幸福の波動が、更なる幸福を呼び寄せて…
幸福の雪だるまさん~
煩悩に振り回されて苦しんでいたころが嘘のように
満たされ、豊かになって、本当の幸福の境地に至れるのだそうです
へ~~~
人生のどこかでそんなことに気付き、悟り、幸福の境地を経験してみたいものですね仙人になれそう…
自分も花を咲かせ、周りも綺麗にして
観る人を喜ばせる
そんな健気で美しい蓮の花のようになりたいです
今日も素敵な一日を…
Hiroko.K