僕はタッチペンで踊る vol25

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最近仕事やホームランの活動で忙しくて、落ち着いてブログを書く余裕なくて、久しぶりに書きます。

さっきの出来事。

仲のいい介助者と話してて、私が何年に高槻市で一人暮らしを始めたかという話になった。私が一人暮らし始めたのは2010年11月15日。もうすぐ13年になる。その介助者は私が一人暮らしスタートから（や、正確にはスタート前から）介助に関わってくださっている人だ。

この13年いろいろあった。

その中でも私のターニングポイントになったのは、断酒した事だ。私は脳性まひという障害で、お酒を飲むと身体の緊張が取れ、リラックスするから晩酌を欠かさなかった。次第に量も増え、飲み過ぎで吐きながらも呑むことを抑えられず、吐いてそれを掃除してくれる介助者に申し訳ない、だけど呑みたい。このジレンマで頭はパニック。

そして病院で診断されたアルコール依存症。診断されてから来月で4年になる。

断酒して良かったとつくづく思う。今でも暑い日にたまにビール呑みたいと思う。けど再び酒を口にしたらあのパニック生活に戻るし、断酒後に得たものを確実に失うから怖い。

私も45歳で、人生半ば。

障害者になった事、アルコール依存症になった事良かったと思っている。

その全てが私に考える力を与えてくれている。

ちなみに昨日今日某TV局で○○時間テレビが放送されている。

関係者の皆さんには申し訳ないが、障害者にとってあるほど迷惑な番組はない。

障害を特別視し、障害のない者に優越感を覚えさせる番組だから。

障害者は特別ではない。

日々いろいろ悩んだり頭打ったりしながら、生身で生きている。