2007年6月
まさかの車のバッテリーがあがった事件で、代わりの車が料金所に到着したのは、
すでに2時を大きく回っていた
代わりの車に乗り込み、向かうは大邱市内。
あまりにお腹が空きすぎて、写真はもちろん、話をする元気もない一行
ところが同じようにご飯を食べていないPさんはそれでも元気
自分の計画通り、国立大邱博物館へ向かうように運転手に指示を出す。
えぇ~~?
博物館を見学?
もうどうでもよくなってきて、空腹のせいでみんなイライラ
そして、車中ではコソコソと「ご飯食べましょうよ~。」「腹減って死にそう」
「博物館なんか多分、釜山と似てますよ~」という会話がささやかれた。
Pさんはハラボジだけれど、耳もよく聞こえるし、
日本語もペラペラなので聞かれるととってもまずいのだ
国立大邱博物館を目の前にしたとき、やっと上司が
「Pさん、お昼ご飯を食べていないので、何か食べませんか?」と切り出した。。。
Pさん「え?博物館を見学しないのですか?」
上司「身体の大きな男たちが多いので、何か食べないと…」
Pさん「見学のあと、カルビチムを食べる計画ですよ。」
上司「そうはいっても、さすがにもう3時ですし…」
というやりとりがあって、やっと決まったのだった。
博物館の前まで行き、正面玄関は見たけれど
中に入らず、ご飯を食べることになったのだった。
しかし、この博物館、繁華街から少し離れており、
近くあるのはブンシク(粉食 ラーメンやキンパbのように、簡単なものが食べられる店)しかない。
わざわざ大邱まで来て、ブンシク?
とは思ったけれど、これから食堂を探すのも時間がかかるし、料理が出てくるのも時間がかかる。。。
ささっと食べられるブンシクで十分だ。
十二分にお腹が空いていて、その上、うちの同僚アジョシ達は
そろいも揃って、大食漢なので、
10人くらいなのに、注文は20人前近くになり、ブンシクのアジョシとアジュンマは
あたふたしながら、ラーメンやらキンパbなどを作ることになったのでした。
なんとかお腹が満たされ、いい気持ちでブンシクを出る私たちを
一度にたくさん注文してくれて、儲かったブンシクのアジョシが
にっこり微笑んで見送ってくれたのでした。
これで、釜山に帰る?
いやいや、そんなことはあり得ません。
予定通り、次の目的地へGO!
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