釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

韓国の結婚式に参加

2012年10月19日 | 異文化交流

2007年6月23日の話

韓国語を教えてくれていたY先生が結婚することになった。
Y先生のお相手は同じ教会に通うTさん。

“Y先生に最近、彼氏ができたそうだ”というニュースが、
Y先生を知る私たち在住日本人の間にあっという間に広まり、
デートのあとをこっそりついていって見に行ったパパラッチな人、
オレに紹介しろ、どんなヤツか判断してやる!と父親代わりに息巻いた人
いつまで交際が続くのか?と勝手に予想する人など
周りの騒ぎと心配と興味、関心にもめげず(?)順調に交際を深めていった二人。
ついにゴールインすることになったのだった。

Y先生を応援していた(?)メンバーで結婚式に参加することにした。
って、韓国式の結婚式に出席するのは初めてなのだけれど、招待状はなくていいの?
ご祝儀は包むの?いくらくらい?
と、???がいっぱい。

在住歴が長く自身も韓国人と結婚しているSさんがとりまとめ役になってくれた。
その結果、
ご祝儀を包むこともあるのだけれど、
お金ではなく欲しいものを買って差し上げるということでもOK
ここはコーヒーメーカーを送ることにする。
一人あたりは約3万₩!3万円じゃないよ。
韓国のご祝儀はそんなに高くないのだそうだ。
ちなみにお金を包む場合も、日本のように水引のついたゴージャスな袋でなく、
ホントに白い角封筒とか、事務的で色気もなんにもない封筒に包めばいいのだそうだ。
要は中身!捨ててしまう封筒にお金をかけても仕方ないということらしい。
まったく合理的な韓国人らしい考え方だ。

服装は平服でOK。
とはいえ、ジーパンとかはNGだろうし、大学で講師を務めているY先生なので、
偉い人も来るだろうってことで、
一緒に行った日本人仲間は男性陣はネクタイ、女性陣はワンピースやスーツ姿。

が!行ってみてビックリ!
なんてみんな服装がバラバラ!
ジーパンにTシャツ姿あり、スーツ姿有り、超普段着からビシッと決めている人ありで、
さすが韓国!と思いましたわ。

日本のように、きちんとした招待状があるわけでもなく、教会の会場に行くと、
会場の入り口に新郎が立っていて、招待客と挨拶をしていた。
そして、前撮りした新婚夫婦の結婚写真のアルバムが飾られていて、それを見る。
いろいろな服装やポーズで立派なアルバムが完成しており、お客さんもそれを見ることができるのだ。

ほほ~~。
Y先生、ウエディングドレスより伝統的な婚礼姿の方が似合うぞ~とか、
スターみたいだね~。このポーズ。とか言いながら見て楽しむ(^m^)

控え室にY先生がいるというので、そこへ行ってお祝いの言葉を言うことに。

あ!
Y先生、かわい~~~い

一緒に写真が撮れるように背景が飾ってあるのは、さすが韓国!合理的だわ~~

参列席で待っていると、新郎新婦が入場してきた。

が!
「静粛」とはほど遠く、参列者が盛り上がっていて拍手やら歓声が上がる。
あれ?

牧師さんが結婚の誓いの言葉を述べ、二人が誓うのだけれど、
そのあと、新郎が新婦の親御さんに対して、韓国式伝統礼したのが印象的だった。
クリスチャンでもやるんだ~~~~

そのあとは、お祝いと言ってY先生の教え子達が韓国語で歌を歌った。

Y先生は留学生に韓国語を教えているので、教え子のほとんどは中国人学生。
この日のために練習した歌なのだそうだ。

いろいろ盛り上がっていたけれど、
日本人の私たちにとってはちょっと「え?」って感じだった。
結婚式&披露宴って感じなのかしらねえ~

そのあと、記念撮影をというので、参列者がどんどん並ぶ。

ご両親とか親戚は?
別に写真を撮っているのかしらねえ~。そこんとこよく分からなかったけれど。
ま、とになく、適当に並んでとっても大勢の人が記念撮影におさまっていたのだった。

このあと、食事をしていってね~と「食事券」を渡されていたので、
食事をしに行ったのだけれど、場所は教会内の食堂で、
Y先生の結婚式の参列者だけが集まってパーティーと言うわけでもなく、
好きな場所に座って、食事もセルフサービスでとってくる韓国式ご飯というもので、
なんだかとっても合理的な韓国というのを思い知らされたのでした(^m^)

お祝いのご祝儀も相場としては、日本よりず~~~っとお安いし、
その分、自分たちを知る大勢の人にお祝いに来てもらえるというのは、
幸せなことかもしれないなあ~。
日本みたいに結婚する人も招待される人も高~~~いお金をかけて、
一部の人にしか参加してもらえない挙式もどうなのかなあ~と考えさせられますね。
一時、流行した「ジミ婚」とは違う、
大勢の人に祝ってもらえる韓国式の結婚式ってある意味うらやましいな。


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