釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

その11 念願!チョッパル/2011冬 釜山詣で

2012年07月14日 | マシッソヨ!

2011年 1月4日

釜山には有名なチョッパル通りがある。
南浦洞の光復路から続いている道路のことをさすが、
チョッパルのお店がずらりと並んでいる。

今回は、その中の「釜山チョッパル」を選んだ。
ここで、いつものL先生が合流することになっていた。
L先生には、前に従姉夫婦と母が釜山に来たときに、
ガイドをしてもらったこともあってすでに顔なじみ。
ここでL先生と合流することになっていた。
母達とつきあっていると夜遊びができないので、
チョッパルを食べさせて先にホテルに帰そうという魂胆。
そのあとはL先生のチング達と一杯飲もうっていう計画だ。
従姉夫婦と一緒ならホテルに戻ることもできるだろうし(^m^)

さて、なんで
「念願!チョッパル」というタイトルなのかというと、これには深い訳がある。

私の赴任中に何度も釜山に来たことがある母は、辛いものが苦手。
だから外食するときには、辛いものを外して食べに行っていた。
何度も来ているし、いろいろなものを食べに連れて行ったので、
辛いもの以外の主な韓国料理は食べ尽くしただろうと思っていた。

私の赴任中に母が訪れた最後の釜山への旅の時に、手にした一冊の「まるごと釜山」
それが今回の旅の原動力となった。
「まるごと釜山」はいつも、釜山に来るたびにもらう小冊子なのだが、
ある号の特集で「チョッパル」を取り上げていた。
その記事を読んだ母が私に
「この“豚足”って私、食べたことある?」と聞いたのだ。

「え?食べたこと… あ、そう言えば無いわ。」
と答えると、
「そうでしょう。この写真みたいなの見たことないし。おいしそうだな、食べたいな。」
と言い出した。

その後も、何かことあるごとに「豚足が食べたい」だの「釜山に行きたい」だの
ず~~~~~っとシツコイ
私が一人で釜山に行ったときにも
「豚足、持って帰ってこられない?」とか
「一緒についていって豚足食べたい」など
とにかく“豚足食べたいオーラ全開でいろいろのたまう。

ついには
「今、行かないと。
これ以上歳をとると身体が悪くなる一方…」
とか言い出した


小冊子の写真が、なぜそんなに心に残ったのかは、よく分からないが、
このまま豚足を食べずに死んだら、化けて出てくるかものしつこさ。
根負けして今回の旅行の計画したというもの。
つまり、今回の釜山詣では「豚足詣で」なのである


国際市場を散策し、お腹もほどよく空いてきた。
屋台でつまみ食いをしたかった従姉旦那にも我慢してもらい、ついにやってきたチョッパル店。
今回選んだ「釜山チョッパル」はチョッパル通りにある数多いチョッパル店でも
人気が高く、いつでも大勢のお客さんが並んでいる。
かなりお店は広く、大勢の人が入れるのだけれど、お持ち帰りをする客も多く
そのためかなりの時間、待たなくてはならないこともしばしば。

この日は、早い時間に入店したのでそれほど待たずに席に案内された。ラッキー

さて、注文となった時に
「普通のチョッパル」と「冷菜チョッパル」の二つがあることを知った母は、
二つとも食べたいと言いだした。。。

ぬあに~~っ?
もともとチョッパルは結構なボリュームで来るので、L先生を入れても5人。
しかも、若者ばかりならともかく年寄りを入れての5人で両方食べるって言うのは明らかに量が多い。
おまけに、私はキュウリが嫌いなので、冷菜チョッパルは、ほとんど食べられないのだ。。。

説得しようと試みたのだけれど、
2種類あるならどちらも食べたいという母の強い願いは折れず、
ここで食べなかったら、また釜山に来るとか言い出さんばかり。。。
L先生ともう一人あとからチングが合流するので、合計6人なら何とかなるか…
ってことで、両方とも小サイズを頼むことにした。

コレがそのチョッパル(豚足)


冷菜チョッパル(ネンチェチョッパル)はクラゲ、キュウリと共に和え物になっている。
三杯酢みたいなタレがかけられていて、冷やし中華みたいな感じかな。


写真にあるように、バンチャンもどどど~~~んと並んだ。

さて、豚足を食べた母はと言うと、
「おいし~~~~~いっ!」と大満足

何度も書いているのだけれど、
この豚足を食べに連れてきて、文句を言った人はいないのだ( ̄^ ̄)
誰もが、豚足のイメージががらりと変わり、ビックリするのだ。

合流するはずだったチングの到着が遅れ、結局、5人で食べることになったのだけれど
屋台でのつまみ食いを我慢させた従姉旦那が、がんばり何とかほぼ完食することができたのでした。

と、お腹もふくれたところで
ちょっぴり光復路のクリスマスイルミネーションを見て、
母達をタクシーに乗せ、ホテルへと送った。
一番、信頼できる従姉旦那に全てを託し、L先生と私は合流したチングと共に飲み直しの会へGO!

*後日談*
チョッパルが、想像以上においしかった母は、また未練が出てきたのだった。
「あのチョッパルを食べるだけでも釜山に行きたいっ!」
と言っている。。。
何ですって!?
コレが最後と言い聞かせたはず。
うちの地方にある韓国料理屋さんでもチョッパルが食べられるからそれで我慢しなさいと言うと
「あの味には敵わない。やっぱり本場で食べなきゃ。」とか言う。
まっったく、
「泣く子と地頭には勝てない」と言うが、
「年寄りのわがままとチョッパルのおいしさには勝てない」ってとこか?


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