って、誰かに言われたのではなく、今日は「韓国のバス」のお話。
韓国での車の運転は、とても荒い。
道が狭いところも多いのに駐車もしてあるし、
クラクションを鳴らす人がとても多いのだ。
私は韓国では運転できないのだけれど、できてもしないと思うのだ。
だって怖いんだもの
特にバスやタクシーの運転は、すごいのだ。
仲間内では「暴走バス」とか「神風タクシー」と呼んでいる。
そしてタクシーよりもバスの方が数倍怖いのだ。
赴任早々に
「バスに乗るときには十分、注意するように。ケガをした人もいる。
乗るか乗らないかで発車するし、急ブレーキ、急発進は当たり前。
乗るなら乗るとアピールしないと、バス停に停まってくれない。」
などなどと注意を受けた。
実際に乗ってみると「なるほど~」
確かに運転は荒いので、座席に座っていても、つんのめることも多い。
が、今まではそれほどひどくなかった。
しかし、今日乗ったバスのアジョシ(運転手さん)はすごかった。
このアジョシ、年の頃は30台初めかと思われる、まだ若い人。
まだまだイケイケ~なのか、サングラスしてガムを噛みながらの運転。
だいたいバス停で待っていても、近くまで来なかった。
乗客の方がバスに向かって走るのだ。
乗り込むかいなかで発車。
をいをい!今までの中で一番の暴走バスか?と思って見ていると
・乗客が乗った後、扉が開いたままで発車し、ちょっとたってから閉める。
・乗客が降りたかどうかっというタイミングで扉を閉める。怖いよ~~
・スピードはもちろん出ている(時には60キロを超えていると思われる)
・もちろん、急ブレーキ、急発進。
・隣の車との間隔は、どう見ても20センチ以下で突っ走る。ひえ~~っ
・自分の好きな「ラジオ放送」をかなりの音量で、流している。
“乗客のみんな~ 俺についてくるんだぜぃー イエイー
っていう感じ
ある意味、運転がうまいのだろうけれど
(これでよくぶつからないと思うことがしばしば)
乗客のためにバスがあるのではなくて、
バスは「運転手さんのもの」なのねー。
今日、乗ったバスのアジョシは
そうでもなかったのだよ。
しかし、その後、タクシーに乗ったら「うを~っ!」
という場面があり、やっぱりスリル満点でした