さて、ジュマクチbの中におそるおそる入ってみると、すでにお客さんが何人か飲んでいた。
こんな居酒屋に女二人が入ってきたものだから、お客さんが一斉にこちらを振り返った。
店の中はと見ると、外見に違わず、なかなかレトロな雰囲気。
配線がむき出しの感じ、壁に張られた東映映画風のポスター。
訳の分からないライト、壁一杯の落書き。。。
アヤシイ、怪しすぎる
その中で、特に目をひいたのがコレ↓
透明ビニル手袋に水を入れて、天井からつるしてあるのだ
こんなの初めて見た!
と、ビックリしながらも、料理を注文、3品くらいを選んで、L先生がアジュンマに言うと、
ぶっきらぼうな様子で、
「うちのは量が多いから、一つを食べてから、次のを注文しな。」
と言った(そうだ)
このアジュンマ、バリバリの釜山アジュンマで、声が大きく、愛想もなくぶっきらぼう。
しかも、コテコテの釜山サトリ(方言)で話すので、元々、韓国語の能力の低い私には、全く聞き取れなかった。
(このアジュンマの言っていることが少し分かるようになったのは、帰国して、韓国語の勉強をやるようになってから(笑)
ぶっきらぼうながら、本音で教えてくれたアジュンマにL先生は好印象
「普通は、客の言うとおり出しますよ。儲けないといけないし。それに、ココ、安いです。」
この時、頼んだのは、確か、魚をヤンニョンで味付けて焼いたものだったと記憶しているけれど、
とっってもおいしくて、しかも、アジュンマが言うとおり、どっさりあったので、女二人では食べきれなかった
そして、この初めて行った日にこんな事件が起こったのだった。。。
この日から、このジュマクチbは、私たちの단골집(タンゴルチb 行きつけ店)となることに。
このお店、行くたびにいろいろな事件が起こり、すっかり、アジュンマとも仲良くなった。
釜山に行くたびに、寄りたいなあ~と思うお店だ。