釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

晋州への小旅行③  韓国のジャンヌダルク?編

2007年11月21日 | 異文化交流
矗石楼のすぐ下に
南江の中に突き出ている「義岩(ウィアム)」と言われる岩がある。



もともとは“危険な岩”の意味で「危岩」と
言われていたそうだ。

1593年、晋州城が陥落し日本軍が祝宴を矗石楼で
催されたとき、宴に際し集められた妓生(ぎしょう)の
ひとりである朱 論介(ジュ ノンゲ)は、
決死の策略を測ったという。

日本の侍(韓国では毛谷村六郎と言われている)を
泥酔させ、この岩まで誘い出し、抱きかかえたまま
南江に身を投じたというものである。

論介は、その時、手と手が離れないように
両手の指全部に指輪をしていたという。
その論介の愛国精神をたたえるため「義岩(ウイアム)」
と呼ばれるようになったそうだ。

矗石楼の隣にある「義妓祠(ウィギサ)」は
その論介の魂をたたえるために建てられた祠堂だそうだ。
1740年に初めて創建され、
今のは市民の募金によって再建されたものだそうだ。



中には論介の肖像画が祀られている。



何となく、韓国女優のイ・ヨンエ(チャングムの主役をやった人)
みたいな楚々とした美人に描かれている。

しかし、この絵を描いた人が問題になり
近々、取り外される(他のと取り替える)予定だそうだ。

論介の話は、ドラマや映画、本にも取り上げられていて
「韓国のジャンヌダルク」と言われているらしい。

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