釜山より愛をこめて ~From Busan with LOVE~ 

釜山での珍生活の日々・韓国についてをつづります。
日本・韓国両国の友人たちに愛をこめて♪

その4 初参加!トルチャンチ/釜山一人旅2011年8月

2012年09月27日 | 異文化交流

2011年8月12日

L先生と待ち合わせして、トルチャンチの会場へGO!

実はトルチャンチに出るのは初めてだ。
そして、釜山に来るちょっと前の韓国語のレッスンでトルチャンチの話題が出たばかりだった。
なんという、偶然!
話には聞いていたけれど、小さな子どもがいるチングもおらず、今まで参加する機会がなかったのだ。

え?「トルチャンチって何?」って?
トルチャンチというのは돌잔치と書き、簡単に言えば、子どもが1才になった時のお披露目&お祝い会だ。
子どもの1才をお祝いするために家族、親戚、友人を招いて、会食をする。
また、돌찹이(トルジャビ)と言って、お金、鉛筆、聴診器、マイクなどをテーブルに置き、子どもがつかんだもので
将来を占うということもやるのだ。

今回のトルチャンチはL先生の後輩先生のお子さんが1才になったお祝いだ。
L先生とI先生、そしてH先生も参加するので、仲間に入れてもらったのだった。
本当はお祝いとして、お金を包んだり、韓国語の教科書では子供用の金の指輪を買ってもっていくのだけれど、
手ぶらで参加という暴挙
ま、おまけなので許して~~

ブッペ形式のお店に入っていき、会場となる部屋の中には、こんなふうに子どもの写真が飾ってあった。
かわい~~~い
今回の主役は「男の子」
そりゃあ、力が入るはずだわ~~


名前を書いてコップの中に入れろと言うので、何かと思ってよく見ると…

お金、鉛筆、聴診器、マイク、法律書と書かれたカードがついたコップだった。
子どもが、このうちのどれを取るか、賭けているのだった。
さすが!賭け事好きな韓国人!
トルチャンチでも賭け事か(笑)

いろいろ迷ったけれど、「きっと頭のよい子になって欲しいと思っているだろう」と
「鉛筆」と書かれたコップに名前を書いた紙を入れた。

と、いつから始まるのだろう~とあたりをキョロキョロしていると、
もう飲み食いしている人、子どもの両親と話している人、写真を撮る人とみんな好き勝手なことをしている。
座席も決まっておらず、食事だけして帰る人もいた。
まーーーー、なんてフリーダムさすが韓国だわ~~


あれ?一緒に来たL先生達はどこ?
私が写真を撮るのに夢中になっている間に、どこかに行ってしまっていた。
探すと、会場の外の席で、すでにご飯を食べ始めていた

あわてて、私も参加。

ブッペ形式なので、何でもあるのだ~
韓国料理や韓国中華はもちろん、刺身やおすし、ピザなんかも職人さんがその場で作ってくれるシステム。
おすしもなかなかおいしかったよ~~

さて、やっとイベントが始まったようなので、あわてて会場に戻り、席を陣取る。
二人の若いMCが家族を紹介し、会場を盛り上げる。

これが今日の主役の男の子と、そのお父さん、お母さん、そしてお姉ちゃん。
家族みんながおそろいの衣装に身を包み、とってもきらびやか~~
男性にとって、このピンクで金の刺繍ってかなり派手ですが、女性に合わせるとしかたないのか
それとも派手ってことを気にしていないのか


4人で揃って記念撮影。


MCの子たちが物まねをしたり、踊ったりでとってもにぎやかに会は進行されていく。


さて、いよいよトルジャビの時間。
司会者が両親に「何をとって欲しいか?」と両親にインタビューする。

まず父親は「頭のいい子になって欲しいので鉛筆」と答える。
それに対して、母親が「お金持ちになって欲しいので、お金」と答えると、
会場にいた人が、1万₩を取り出し、机の上に置いた。
そう!元々はおもちゃのお金が置いてあるのだけれど、そこに1万₩を置くと言うことは、子どもがお金を選ぶ確率が
あがるというもの。
MCがもう一度、
「さあ、お父さん。何を選んで欲しいですか?」と聞くが、ちょっと困りながら「鉛筆…」と答えるお父さんに対し、
お母さんは「お金です!」と答える。
すると、また、会場から別の人が1万₩札を机の上に置き…
再度、MCが「何を選んで欲しいですか?お母さん!」
おかあさん、笑いながら「もちろんお金です!」
また別の人が1万ウォンを机の上に。。。
これで、お金をとる確率がめちゃくちゃUP

その後、子どもが手にしたのは、やっぱりお金

うれしそうなお母さんの笑顔と、ちょっと複雑な表情のお父さん(笑)

それから、お金と予想した人の中から抽選で用意してあったプレゼントをもらった。
ワインとか、食品の詰め合わせとか。
途中で帰ってしまった人もいたので、賞品が残り、MCが次の条件に合う人に、賞品をさしあげると言い出した。
「一番古くからの友人」
「一番遠くから来た人」
え?一番遠くからって、ひょっとして私かな?
と思ったけれど、なんせ、おまけに参加している私。のこのこと賞品をもらいにでるのは恥ずかしい。
また、日本よりもっと遠いところから参加している人もいるかも…
と、隠れるようにしていたら、お父さんに見つかってしまった!

お父さんとは、前回の釜山詣でで知り合い、その関係でおまけ参加させてもらったのだった。
しかも、このお父さんとお母さん、どちらも日本語ペラペラ。
韓国語が分からない私に対して、日本語で「前に来てください」と声をかけてくれる。

で、その時もらったプレゼントがコレ↓

辛ラーメン20個入りパック

げげ~~っ!
また荷物が増えた!
L先生にあげようかと言ったら、「日本へのおみやげにして、みんなに分ければいいですよ。」
と、あっさり拒否。
そのまま日本に持って帰ることになった。。。


こ~~んな可愛いブタの絵柄のついたお皿もプレゼントしてもらったのだった。

初めてのトルチャンチはとってもエキサイティングな経験だったよ。


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