３７年前、大学内の喫茶店で、初めて「コーヒーぜんざい」をいただいたときの衝撃は、いまでも鮮明に覚えています。以後、その「味」を求めて、様々なコーヒーぜんざいをいただきましたが、最初に出会った「味」が基準になったためか、なかなか「これだ」というのに当たりませんでした。しかし、今回、この大黒屋（名古屋市中区錦３）のそれは、その「基準」に近い構造で、再び大きな感動を呼びました。
まず、冷製であること。そして、ぜんざいにストレートのアイスコーヒーが、後がけされていること。アイスかソフトが添えられていること。それらの条件を満たしたものは数件ありましたが、これもその条件に合致します。で、それらを混ぜ合わせていただくのですが、深く染み渡る味わいとブレンドされた「風味」が格別で。
思うに、ぜんざいとコーヒー、それぞれが、まず、旨くなければならず、なおかつ、「調和」がなければ成功しないものです。ああ、幸せ♫
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