KAWAIの電子オルガン、Mシリーズのトップモデル(ドリマトーン誕生直前のモデル)。上下フル鍵で、ペダル(足鍵)も2オクターブ半のフル鍵でした。おそらく1977年製。当時は、親に借金までして手にしたのですが、使わなくなって30数年、久しぶりに開けてみました。
今でこそ、メインは、ピアノなのですが、元々はオルガニストだった私。中学の頃、ジミースミスに憧れ、本当はハモンドオルガンB-3が欲しかったけれど、たまたまKAWAIの教室に通っていたため、これになりました。基本的にドローバー方式のこの電子オルガン。ハモンドの仕様とよく似ていて、使い勝手もまずまず。プリセットトーンやアナログシンセ機能までついて結構楽しめました。何より決め手となったのは、ドローバーと内蔵のレスリースピーカー!そこんところは、かなりというか、まんまハモンドオルガンじゃん!てなわけで、似非ジミースミスが、中部地方に時折出没(〜82年頃まで)。実は、KAWAIさんには内緒で高校の頃、ハモンドオルガンのモニター演奏のバイトもしておりましたので。
ピアノを習い始めたのは遅く中学2年生からでしたが、このオルガン体験(オルガンは小学高学年から)があったので、その後の進度に好影響があったのだと思います。キーボードプレイヤー「ヒロオガワ」の原点でした。
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