東方の博士(占星術師)はどうしてイエスが生まれたことをしったのかです。毎年クリスマスになると、赤子のイエスとヨセフにマリア、羊飼いと3人の東方の博士達の人形が飾られています。
よくクリスマスの劇でも、彼らが同時に出会ったところが表現されていますが、以下の3点の理由でこれらは聖書的ではないことに気がつかされます。
第一に、羊飼いと東方の博士の話の間には約2年間の隔たりがあります。羊飼いはイエスが生まれたときに来て、馬小屋の中で飼い葉桶に寝かされたイエスを見つけました。東方の博士達はイエスが生まれたときには星を見ただけで、それからエルサレムに到着するまでしばらく時間がかかっています。
東方の博士と羊飼いは出会ってさえいないんです。マタイを読むと東方の博士達が現れた頃にはすでにイエスは2歳になっていたことがわかります(マタイ2:7.16)。
第二に、東方の博士達がイエスを見つけたとき、イエスは馬小屋ではなく家にいました(マタイ2:11) 生まれたときは馬小屋です。住民登録のためにマリアとヨセフは外にいたからです(ルカ2:6、7)
第三に、東方の博士達は3人だったと言われていますが、聖書では何人いたのかは語っていません。名詞が複数形になっているので2人以上いたのには間違いないのですが、2人か2千人だったのかは聖書には書かれていないんです。どうして三人だと言われるようになったのかというとイエスへの贈り物が「金、乳香、没薬」の三つだからです。
でも金を贈ったのが10人、20人、乳香、没薬に千人いたのかもしれないんです。
そして、聖書では星が東方の博士達を導いたと書かれていますが、夜空にある星が彼らを導くとなると非現実的になります。流れ星が彼らを導くとするなら、星と家との距離がありすぎてイエスの場所を特定することはできません。
本物の星が家の上にとどまったとするなら、地球は滅亡してしまいます。
彼らを誘導した星の特徴は、
1:この星はユダヤ人の王の星である。
2:現れたり消えたりする。
3:東から西に動く。
4:北から南に動く。
5:ベツレヘムの家に聖書どおりにとどまる。
このことから、夜空の星ではないことがわかります。
ギリシャ語の「星」という単語の意味には、「輝き」「光」です。この光を放つ星は、夜空の星ではなく、「シャカイナ・グローリー(神の臨在が目で見える形)」のことなんです。
シャカイナ・グローリーは「光・火・雲・輝き」などの組み合わせで現れます。
バビロニアの上空に星のように見える輝く光が現れて、博士達はユダヤの王であるメシアが生まれたしるしと判断したわけです。
東方の博士たちがユダヤ人の王が生まれたことをどうやって知ったのかというと、バラムとダニエルの預言によって知ったんです。(ダニエル9:24~27)
ダニエル書はバビロンの町で書かれているので、アラム語でメシアがくるという預言がかかれていたんです。
ダニエルは常にバビロンの占星術師と同じ扱いをうけていて、ネブカデネザル王によってバビロンの占星術師すべてをつかさどる長官に任命されたことがあります。
ネブカデネザル王は変わった夢をみたけど、それを占星術師は解き明かすことができなくて一人残らず処刑を命じました。ところがダニエルは真の神の力によって、夢を解き明かしてすべての占星術師の命を救うことができたんです。これによってイスラエルの神を礼拝する占星術師がたくさんいて、ダニエル書をかいてメシアのくるタイミングを明かしたわけです。さらにさかのぼって、民数記24:17にバラムの預言が書かれていますが、かれは占星術師でペトルというバビロニアユーフラテス川流域にある町の出身です。話しをまとめます。東方の博士はイエスの誕生をどのようにして知ったのか。
占星術を信じて星を見つめていたのではなく、聖書にしるされている、バラムとダニエルの預言によって知ったんです。
占星術に根拠を与えるものではないんですよ。
ちなみに東方の博士達は金・乳香・没薬をイエスにささげましたが、ヘロデ大王から逃れるため、イエスの一家はエジプトに住み、またナザレに帰ってくるまでの必要な資金源になったわけです。
過去にフルクテンバウム博士の本から学んだことをシェアしました。 クリスマスのイベントに参加してると聖書を勘違いして解釈してたので、めちゃくちゃ好きなんですよねこの内容^_^
聖書って追求すると素晴らしい^_^
ハレルヤ🤗
感動しました✨
2度熟読させていただきました。
私も弟も息子達も
カトリック教の幼稚園に
通っていたので
クリスマス会には
「今日ベツレヘムの馬小屋で
イエスキリストさまがお生まれになりました」という劇をやっていたんです😊
マリア様の像を今でも
大切に持っています✨
もっと勉強しよっと🤣