ひろせはぁちゃん 保護猫日記

大阪府摂津市の工場から、保護した6匹の保護猫と暮らしています。

1/6 ちび太の通院記録(チビタ→デカビタンへの道)

2022-01-13 04:04:58 | 日記

●2022/1/6

メロンV(錠剤)65日+メロンS(カプセル)22日目。

近所のかかりつけ医に血液検査とレントゲンへ。体重は3.3kgになりました。

ちび太(チビタン)→デカビタンに、また一歩成長しました。

一般血液検査の結果はかなり良化していました。

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しかしレントゲンの結果は、「完全にきれいとは言えない」状態らしいです。

そのため、抗生物質・気管を拡げるためのお薬(テオドール)の2種類が処方されました。

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ちび太のグフグフ咳は、猫じゃらし運動後などに、まだ時々出ます。

肺炎が収まりきっていないから咳が出るのか、肺炎のせいで心臓が癒着してしまっているから、圧迫してしまって咳が出るのかなんとも言えないとのことでした。

少しでも改善しますように。

グフグフと咳が出ているのはしんどそうですし、やはり見ていてつらいです。

 

外注血液検査(タンパク分画)の結果は後日になるとのことです。

 

 

●2021/1/10

メロンV(錠剤)65日+メロンS(カプセル)26日目。

外注血液検査(タンパク分画)の結果が出ました。

<タンパク分画>
※取り急ぎ数字のみ電話で聞きました。
・アルブミン35.3%
・α1グロブリン4.6
・α2グロブリン15.3%
・βグロブリン10.7
・γグロブリン34.1%
・AG比0.55
・TP7

この結果を元に、FIP治療についての主治医に確認したところ、投薬終了になりました。

2022/1/10、本日でちび太のFIP治療薬は終了になります。

これからは肺炎治療をしながら、3ヶ月の経過観察に入ります。

ちび太、長い間お薬よく頑張ったね。

 

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ちび太の治療記録は、こちらの活動記録(https://ani.fan/archives/33249/)にまとめています。


【FIP発症4匹目】ちび太の治療について

2022-01-03 03:21:44 | 日記

●更新履歴:

【投薬中】発症4匹目:ちび太について

2021年6月に、大阪府摂津市の工場より「保健所で殺処分」と言われているところを保護しました。

保護当初は月齢2ヶ月の子猫でしたが、よく食べ、よく遊び、すくすくと大きくなりました。

甘えん坊で、クリクリの目と、ぐりん!と曲がった鍵しっぽがチャームポイントです。

名前に「ちび」を付けると大きく育つと聞いたことがあり、「ちび太」と名付けました。

おしゃべりさんで、保護当初はよく「ピヤピヤ」鳴いていました。

 

FIPの診断について

●2021年8月末

時々、連続した咳のようなクシャミのような症状が出てきました。

 

●2021年9月末

急に咳が増え、猫じゃらし運動後の呼吸がグフグフと聞こえるようになり病院へ行くと、「肺炎症状」と診断がおりました。

月齢7ヶ月の子猫なので遊ぶのが大好きです。

猫じゃらしが大好きなのに、少し遊ぶと呼吸がグフグフと苦しそうで、見ていてとても辛い日々が続きました。

いっそ遊ばない方がいいのかと、主治医に「苦しそうだから遊ばせない方がいいか?」と聞いたところ、「苦しければ遊ぶのをやめるから遊ばせていい」と教えてもらいました。

たくさん遊んでストレスを貯めず、免疫をあげてもらうのも大事かと、日課の猫じゃらしは続けました。

 

●2021年10月初旬

普通の肺炎なら抗生物質で改善するそうですが、抗生物質で一向に改善せず、むしろ悪化。

試しに抗生物質の種類を変えて様子を見ても改善せず。

近所のかかりつけ医から「抜くほどではないが、すこしだけ胸水が溜まっているようにも見える」とも言われました。

色々と検査した結果「FIPドライタイプ」である可能性が高いと診断されました。

 

治療と経過について

●2021/10/12

主治医に相談し、メロンX(V)で連続70日間 投薬治療開始。体重2.1kg。

ドライタイプのため、投薬は1.3倍になりました。

投薬から少し経つと「グフグフ」咳がマシになってきました。

 

●2021/11/01

メロンV投薬21日目。近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重2.4kg。

前回検査の際に「抜くほどではないが少しだけ溜まっているように見えた」胸水はなくなっていました。

肺炎はかなり改善。

 

血液検査も改善。

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投薬前は高かった炎症数値が正常になりました。

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●2021/11/24

メロンV投薬45日目。近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重2.8kg。

肺炎は前回からあまり改善なし。

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血液検査は良化しているものの、気になる点がある(グロブリン、AG比が横ばい)と言われました。

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次回は「タンパク分画をするように」と指示がありました。

 

●2021/12/9

メロンV投薬59日目。近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重2.95kg。

寒くなってきた為か、まだ時々咳をするようになりました。

かかりつけ医からは「心臓が右に癒着してしまっているため、器官を圧迫して咳が出ている可能性もある」と言われました。

残念ながら心臓の癒着は治らず、場合によっては、一生咳は残るかもしれないと言われました。

レントゲンの結果は前回から改善ありませんでした。

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血液検査は良化はしているが「ガンバグロブリンが43%と高く、アルブミンが26.8%と低い」と言われました。

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主治医から薬の種類の変更指示がありました。

 

●2021/12/16

これまで服用していたメロンV(錠剤)から、メロンS(カプセル)に変更しました。

メロンV65日+メロンS開始1日目。

主治医から、ここから2週間の投薬指示がありました。

 

●2021/12/25

メロンV65日+メロンS開始9日目。

近所のかかりつけ医に血液検査などへ。体重3kgを超えました。

血液検査の結果から、ガンマグロブリンという数値が高いため、投薬延長になりました。

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●2021/1/8

12月末現在、ちび太の投薬は「一旦1/8まで継続予定。血液検査結果が問題なければ1/8で終了予定」です。

 

治療費の明細について

●ちび太の治療費(申請時見込み)

・薬代(メロンV):496,000円
・通院費:92,360円 

ちび太合計:588,360円 

 →薬の量が増えましたので、さらに費用が発生予定です。(主治医に明細依頼中です。)

 →ちび太合計:700,000円くらいになる予想です。(2021/1/3現在。)

 

●通院費内訳:クラファン申請時92,360円見通し→1月現在126,390円の見通しです。

通院日 費用  
9月30日 31,020  
10月8日 17,490  
11月1日 14,850  
11月24日 8,800  
12月9日 13,750  
12月24日 10,450  
12月28日 3,080  
1月上旬 10,450 予定
2月上旬 5,500 予定
3月上旬 5,500 予定
4月上旬 5,500 予定
合計 126,390 予定

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投薬終了に向けて

●2021/1/3現在、ちび太は投薬を継続中です。

ちび太はとても優しくていい子です。

病院やお薬の最中は嫌がりますが、終わったらすぐにケロっとして、拗ねたことがありません。

頻繁に近所のかかりつけ医に通っていますが、先生や看護師さんに撫でられるのがうれしいようで、聴診器の時にはゴロゴロ言っており、先生には「今日もご機嫌ですね」言われます。

本当にいい子です。

残念ながら心臓の癒着は治らないと言われました。

しかし咳は完全に治して、元気いっぱいどれだけ遊んでも問題ない体に戻してあげたいです。

 

どうかちび太の治療費(クラウドファンディング)にご協力をお願い致します。

https://ani.fan/product/32154/


【FIP発症3匹目】次郎ちゃんの治療について

2022-01-02 23:24:05 | 日記

●更新履歴:
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発症3匹目:次郎ちゃんについて

大阪府摂津市の工場より「保健所で殺処分」と言われているところを保護しました。

しょんぼり3兄弟の次男と呼ばれていたので「次郎」と命名しました。

元ボスですが、みんなに慕われる面倒見のいいボスだったそうです。
自分より小さい子達を守っていました。

保護してから1ヶ月は、はぁちゃんと共に「外に出せにゃ~」と夜鳴きが酷く苦労しましたが、段々とお家に慣れてくれました。

家ではいつもゴロンとだらしなく寝ています。とても甘えん坊で「お腹の上」に乗るのが大好きです。
お膝も好きですが、それよりもお腹の上がいいようです。

甘えたくなると「きゅー」と可愛い声で鳴きます。

とても甘えん坊でとにかく人が大好きです。

5歳と大人猫ですが、譲渡会に参加させれば、ゆくゆくは里親さんが決まるのも夢じゃないと思っていました。

 

FIPの診断について

●2021年9月

カーターちゃんFIP発症の数日後、今度は次郎ちゃんの食欲もなくなってきました。

部屋の隅で大人しく寝ているようになり、大好きなお腹の上にも乗って来なくなりました。

病院に行くと、胸水に加え「リンパ腫」があると言われ、FIP混合タイプと診断されました。

混合タイプの場合は、ウェットタイプに比べ薬の量が1.3倍に増えます。

 

次郎ちゃんの薬代は「痩せてしまった今の体重で、見積もり約91万円」

症状が回復して体重が増加すると、実際にはもっとかかると言われました。

はぁちゃん、カーターちゃんに続き、今度はFIP3匹目の次郎ちゃんが発症…。

「猫を幸せにしたくて保護したのに、みんな次から次へと病気になり、元気を失っていく」。

そんな猫達の姿を見て、本当に心が折れそうになりました。

そしてさらに、追加で高額な薬代。どうしてうちの子ばかり、こんなに辛い目にあうのだろうと思いました。

しかし投薬は1日でも早い方がよく、落ち込んでいる暇はありません。投薬治療を開始しました。

 

治療と経過について

●9/13 黄色くとろみのある胸水が溜まっており、

かつ3~4センチのリンパ腫(肉芽腫)があるためFIP「混合タイプ」との診断。体重4.4kg

 

●9/13 主治医に相談し、メロンX(V)で連続70日間 投薬治療開始。

投薬前はぐったりして、トイレに行くのも難しいくらいでしたが、投薬3日目くらいから、少しずつ楽になってきたようで、お腹の上にも乗るようになってくれました。

 

●10/2 血液検査及びエコー検査へ。

リンパ腫はかなり小さくなりました。(3~4センチ→5ミリに。)

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●10/18 血液検査及びエコー検査へ。

全て正常値に!リンパ腫がなくなりました。

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●11/17 血液検査へ。

タンパクが8.7とやや上がりましたが、他は問題なし。

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●11/21 主治医に相談の上、規定通り70日目で投薬終了し、経過観察期間に入りました。

 

治療費の明細について

●次郎ちゃんの治療費

・薬代(メロンX,V):912,000円
・通院費:70,850円 ※クラファン申請時

次郎ちゃん合計:982,850円

 

↓明細のうち、912,000円がカーターちゃんの薬代です

 

●通院費内訳:クラファン申請時70,850円見通し→1月現在82,390円の見通しです。

通院日 費用  
9月13日 35,640  
10月2日 11,550  
10月18日 11,550  
11月17日 7,150  
12月29日 5,500  
1月末予定 5,500 予定
2月末予定 5,500 予定
合計 82,390 予定

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投薬終了後について

●12/29 血液検査へ。投薬終了約1ヶ月後の検診に行きました。

主治医よりこのまま様子見とのことでした。

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●1/2現在、次郎ちゃんはお腹に乗って甘える毎日です。

 

このまま寛解目指して頑張ってもらいます!

どうかご支援をお願い致します。

クラウドファンディング→https://ani.fan/product/32154/