JEWEL BOX KDC!!

舞台の心得その2(再掲)

これも再掲しておきますね!↓

今日はまいう先生から舞台の心得を書いてもらいました。
こちらはキャストとしてです。
まいう先生は芸歴は私やきょんきょんと並んで長いですし、プロに一番近いところでずっとやってきた人なので大事なことを書いています。きちんと読んでおきましょう!

[[キャストとしての心得]]

心得・・・と言われて、どこからどこまでってあげるとなると、キリがなくエンドレスなことだらけです。
私たちも、長く舞台をやってきてますが、そこに限りがないことを身を持って痛感しています。
まだまだ知らないことがたくさんありますよ。
皆さんは、アマチュア団体であり、個人的にも収入を得てるわけではないありません。
要は、プロではないということ。
芸能活動らしいカリキュラムを、ここでは子供も大人もたくさんやらせてもらってますが、ある意味、プロよりも何のしがらみもなく自由な気持ちやスタンスで、なんにでも挑戦することが出来るという事実。。。それは、ここ以外そうそう出来ないことです。
プロは言われたことはちゃんとやらないといけないし、やりたくなくてもやらなくちゃいけないし、よっぽど大物にならない限り、自由にはやらせてもらえないので、とってもシビアです。。。それがプロの世界です。
と、余談はさておき・・・^^;
ジュエルは、KDCの一番の本公演なので、出演者のみなさん、製作者・関係者のみなさん、応援してくださる市民の皆様そしてご家族様、関わってくださった全ての人が熱い思いを持って、KDCのために、自分自身のために、見にきてくれるお客様のために、がんばろう!って、一つのものをみんなで作りあげようとしています。
そして、それぞれのスタンスで、自分磨きを忘れずに、楽しく仲間と切磋琢磨できるように、自由に頑張れて、なおかつ仲間との絆も深まるというのが特徴です。
ただ、アマチュアだからといって、好き勝手にやればいいというものでもなく、それなりにルールや約束事などにのっとった上でやっていくことは、どこの世界も一緒ですね。
「舞台に立つ=特別な人(芸能人)=普通の人とは違う」という安易な勘違いは絶対にしてはなりません。
それは、本当に芸能界やミュージカル界などで働いてる人たちならまだしも、とんだ勘違いだからです。
この世界で働いてる方々に対して失礼です。
例えば医師免許を持ったプロの医者がいるにも関わらず、免許もないのに医師まがいのことをして「自分は医師です」っていうことと同じ事です。(ここまでとはいわなくても)
よく勘違いされやすいのもここなんですが・・・「先生方のご好意で、職業体験をさせてもらっている」と考えれば、少しは地に足が着いた見解が出来ると思います。
我々がプロの世界を疑似体験できることは、そうそうないことで、やれて当たり前ではなく、やらさて下さってありがとうございました!なことなのです。
それくらい、敷居が高いことなのです。
日頃から感謝の気持ちが自然に出てくるようじゃないとならないし、ごう慢で自分勝手で自分は特別!な言動は、アマチュアの舞台では、いやKDCでは特に、タブーなのです。
日頃、先生方がおっしゃってることを思い出してみてください。
思い出せなかったら、KDCのブログを片っ端から読んでみてください。
あなたは大切な存在とは書いてあっても、これっぽっちも「あなたが特別」ってことは書いてはないと思います。
いついかなる場所でも、一番大事なのは「人としての姿勢」で、それは、プロ&アマ関係ないです。
子供でも大人でも誰にでも当てはまらなければならないこと。
ここにきているときだけ取り繕ってても、外に出たときに、出来なければ何の意味もないこと。
先生が見本になるのはもちろん、子供においては大人が、低学年においては高学年が見本になります。
そして、関係者含め、KDCをみている人、知っている人、舞台やイベントなどを見にきてくれたお客様たちは、私たちを見ています。
「常に誰かに見られている(見本にされている)」と、意識をもって、取り組んでいけば、おのずと何をすべきか、日々どう言動すべきか、みえてくるはず^-^
舞台に立つキャストだからとか、主役だからとか、何か特別なことをってことは、まずないです!
時に窮屈に感じることもあるかもですが、それくらいの「プロ意識」は持ち合わせなければならないということ。
そこをもった上で、初めてキャスト(プレイヤー)として技術や表現をつきつめていくということ。
あとは、本番おわるまでの体調管理は自分の(家族の)責任、非日常的なことをするわけだから、どんなときでも相当エネルギーを使いますからね。
本番において・・・。
長くやってる人は、今までお稽古してきたことを出し惜しみすることなく、ちっちゃく動くな、大きく動け!思いっきり出し切れ!そして、もっとお客様を意識して舞台にたとう!!と、いうだけです。
自分が楽しい=見てる人も楽しいってことにはなりません。
自己満足ではいけませんね。
どうすれば楽しいって思ってくれるのか?どうやったらこの感情を伝えることができるのか・・・実行できるように研究あるのみです。。。最後までがんばりましょう!
初舞台の人特に初心者組は、とにかくパニックにならないように、堅苦しいことは考えなくて良いから、緊張はするとは思いますが、みんながついてくれてるから大丈夫!
笑顔ではじめの一歩を思いっきり踏み出そう!ってとこです。

みんな、楽しい所はそれなりにもう分かってるはずだから、あとは本番という魔物に食われないように・・・自分を信じて、努力してきたことを提供するだけです。
それが私たちキャストの使命であり、かぎりなく自由な使命なのです。
恵子先生が載せてくれた基本的な知識と礼儀は、どこにいっても同じこと。
それをふまえて、キャストとして・・・周りをよく見わたし、大きな心を持って、常に謙虚な気持ちで、常に学ぶ気持ちで、自由に思いっきりやり遂げるというのが一番だと、私は思っていますよ^0^/
長文、失礼いたしました。。。みんな、これからも共にがんばりましょう!!!
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「KDCnews」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事