『老朽化のため建て替えられる東京・銀座の歌舞伎座で30日、最後の公演となる「閉場式」が開催された。
閉場式では尾上菊五郎さん、松本幸四郎さんら立ち役の俳優8人が「都風流」、中村魁春さん、坂東玉三郎さんら女形の俳優5人が「京鹿子娘道成寺」と、舞踊2演目を披露。人間国宝の中村芝翫さん、中村富十郎さん、坂田藤十郎さんが口上を述べ、最後は幹部俳優が舞台に並んで手締め。
正午からの閉場式「昼の部」開演前には、当日券約300枚を求める歌舞伎ファンの列が、歩道にまで延びた。28日夕から友人と交代で並んだという東京都武蔵野市の女性(42)は、チケットを手に「学生時代から通ってきたので、最後も見ようと思った。訪れた瞬間に歌舞伎の世界に連れて行ってくれる建物を、何とか残せなかったのか。寂しい」と語った。
式は同様の内容で「夜の部」も上演し、正式に閉場する。
歌舞伎座は1951年に開場し、歌舞伎の殿堂として親しまれてきた。2013年春に、地上29階建てのオフィスビルを併設した新しい歌舞伎座がオープンする予定。』(共同通信)
高校・大学と歌舞伎・邦楽関係の同級生が多かったのと、20代後半から十数年、東銀座にあった企業の仕事に関わっていたせいで、歌舞伎座の取り壊しはちょっと寂しいね。それと前にも書いたけど、向かって左奥にある「歌舞伎そば」の親父とオバサンはどうなるのかも心配。去年は二回ほど歌舞伎が観れた。花道の脇の席だったんだけど、あの古い板は新歌舞伎座でも使うんだろうか、と思い始めると古い歌舞伎座の建物の内装ひとつひとつが壊して捨てるのには惜しく見えてくる。
とはいいながらも、
『ものは壊れる、人は死ぬ。三つ数えて、眼をつぶれ』 ©ムーンライダーズ
しょうがないか。
上の写真は先月の夕方、東銀座で撮ったもの。その後、桜満開の渋谷桜ヶ丘で二枚、富士屋本店へ。
閉場式では尾上菊五郎さん、松本幸四郎さんら立ち役の俳優8人が「都風流」、中村魁春さん、坂東玉三郎さんら女形の俳優5人が「京鹿子娘道成寺」と、舞踊2演目を披露。人間国宝の中村芝翫さん、中村富十郎さん、坂田藤十郎さんが口上を述べ、最後は幹部俳優が舞台に並んで手締め。
正午からの閉場式「昼の部」開演前には、当日券約300枚を求める歌舞伎ファンの列が、歩道にまで延びた。28日夕から友人と交代で並んだという東京都武蔵野市の女性(42)は、チケットを手に「学生時代から通ってきたので、最後も見ようと思った。訪れた瞬間に歌舞伎の世界に連れて行ってくれる建物を、何とか残せなかったのか。寂しい」と語った。
式は同様の内容で「夜の部」も上演し、正式に閉場する。
歌舞伎座は1951年に開場し、歌舞伎の殿堂として親しまれてきた。2013年春に、地上29階建てのオフィスビルを併設した新しい歌舞伎座がオープンする予定。』(共同通信)
高校・大学と歌舞伎・邦楽関係の同級生が多かったのと、20代後半から十数年、東銀座にあった企業の仕事に関わっていたせいで、歌舞伎座の取り壊しはちょっと寂しいね。それと前にも書いたけど、向かって左奥にある「歌舞伎そば」の親父とオバサンはどうなるのかも心配。去年は二回ほど歌舞伎が観れた。花道の脇の席だったんだけど、あの古い板は新歌舞伎座でも使うんだろうか、と思い始めると古い歌舞伎座の建物の内装ひとつひとつが壊して捨てるのには惜しく見えてくる。
とはいいながらも、
『ものは壊れる、人は死ぬ。三つ数えて、眼をつぶれ』 ©ムーンライダーズ
しょうがないか。
上の写真は先月の夕方、東銀座で撮ったもの。その後、桜満開の渋谷桜ヶ丘で二枚、富士屋本店へ。