「僕のエリ、彼女は200歳」より
2010年に劇場で観た映画は以下の通り。
1月
「アバター」「色情姉妹」(1972)
「悪魔の部屋」(1982)
「 かいじゅうたちにいるところ」「博多っ子純情」(1977)「白川和子 裸の履歴書」(1973)
2月
「サロゲート」「フローズンリバー」「ゴールデンスランバー」
「サベイラス」
3月
「コララインとボタンの魔女」「リドアンドクルシ」
「バッド・ルーテナント」「ハート・ロッカー」「シャーロック・ホームズ」
「ウッディアレンの嘘と罰」
4月
「NINE」「第9地区」「月に囚われた男」「アリス イン ワンダーランド」
5月
「17歳の肖像」「Flowers」「鉄男 Bullet Man」「タイタンの戦い」
「オーケストラ」
6月
「息もできない」「告白」「ローラーガールズ・ダイアリー」
「アイアンマン2」「マイ ブラザー」「セックス アンド シティ」
「クレイジー・ハート」
7月
「闇の列車、光の旅」「僕のエリ 200歳の少女」「進め!ジャガーズ敵前上陸」
「濡れた逢びき」「インセプション」
8月「ソルト」「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」
「ゾンビランド」「ヤギと男と男と壁」「昇り竜 鉄火肌」
「江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間」「魔法使いの弟子」「瞳の奥の秘密」
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9月
「キャタピラー」「狙撃」「ミックマック」「バイオハザード」「十三人の刺客」
10月
「彼女が消えた浜辺」「シングル・マン」「七瀬ふたたび」
「ヌードの夜、愛は惜しみなく奪う」「ソフィアの夜明け」「怪盗グルーの月泥棒」
11月
「アイルトン・セナ〜音速の彼方へ」「愛人」「女性に関する十二章」
「ドアーズ、まぼろしの世界」「SP野望篇」「ノーウェア・ボーイ」
「メーキング オブ ハートに火をつけて」「ホーリー・マウンテン」
「ゲゲゲの女房」
12月
「ハーブアンドドロシー」
2010年の一本としてはやっぱり「僕のエリ 彼女は200歳」かな(冒頭の画像)。スウェーデン製のバンパイアと12歳の少年の恋愛映画なんだけど白い雪と赤い血そして不思議な浮遊感が漂う。ラストシーンも素敵、フィルムに傷つけて去勢された跡を修正したのは不可解。ハリウッドのリメイクはたぶんつまらないんだろうな。 これも含めて非ハリウッドの屈折したボーイミーツガールものが面白かった昨年。「17歳の肖像」に始まり「息もできない」「闇の列車、光の旅」「ソフィアの夜明け」、結末にハッピーエンド無しです。
一番の衝撃は渋谷シネマヴェーラの石井輝男特集で観た1969年作「江戸川乱歩全集恐怖奇形人間」、土方巽と暗黒舞踏団の記録としても貴重だがグロテスクなメイクでひとこともセリフがない近藤「容堂」正臣が凄い。ポスター左が彼!