宝生久弥 Hisaya Hojo

夜の主にコヨーテが、冬の訪れを伝えに行った。その2

スノーメール2005の中の音の秘密その2(前回のつづき)

■国際フォーラム会場展示バージョン→最も、時間、労力、感性の全てをそそぎこんだバージョン。実は曲と曲の切れ目のところで、風が山の森の中を吹いていき、風の吹く音のあとに風が通って山の谷のところで「ごおお」って山鳴りが鳴り、すこしして、風が通ったせいで、「どさ」って雪が落ちる音が入ってたりします。僕の頭の中にある『冬の山の神々の姿が、見えるような景色』のイメージをサウンド・エフェクトで演出してみました。こちらはあくまで「屋外(外、自然環境を直接的に感じる場所)での冬の感じ」をテーマに作成しています。

インタラクティブ作品(アート系、デザイナーズ系問わず)に大切なのってやはり、みんなの笑顔!制作サイドで完結せず、参加して、触れる皆さんの気持ちだったり笑顔だったりがあって、初めて「インタラクティブ」は意味を成しえるので、このスノーメール2005は本当に、根本のそういう意識を再確認できた作品でした。制作、製作の仲間たちはもちろんなんですが、何より参加してくれた皆さん本当にありがとうございます★★★★★感謝!!
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