モモは、ジャンルを問わず歌やダンスお芝居が好きなので、ミュージカルも大好きです。
腰痛の治療でモモにいらしている、筋金入りの宝塚ファンGさんからお知らせをいただき、
この度20年ぶりに宝塚を観劇する事ができました。
宝塚歌劇 花組・月組100th anniversary
「Greatest Moment」ALLバージョンです。
これは、名前の通り宝塚歌劇に花組と月組が誕生して100周年を記念したステージです。
出演は歴代のトップさんを含むOGの方々と、現在歌劇団でご活躍の生徒さんです。
花組
安奈淳 高汐巴 若葉ひろみ 安寿ミラ 真矢ミキ 愛華みれ
森奈みはる 大鳥れい 桜乃彩音 瀬戸かずや
月組
初風諄 榛名由梨 剣幸 愛華みれ 涼風真世 真琴つばさ
麻乃佳世 風花舞 彩輝なお 瀬名じゅん 彩乃かなみ
蒼乃夕妃 珠城りょう
特別出演
宝塚歌劇団
凪七瑠海 紫門ゆりや
皆さんキラ星のような方たちのご出演ですが、その中でもやはりこのお三方は特別です。
宝塚のレジェンド、
初風諄さん 榛名由梨さん 安奈淳さん
子供の時から、ずっとずっと見たかった「ベルサイユのばら」。
レコードが擦り切れるくらい聞いた、あの当時の歌声のままの御三方。
奇跡の歌声です。
40年余りの時を超えて、ようやくお会いできました💖。
私と宝塚をつなぐ赤い糸は、細いながらも繋がって来たことを感じます。
最後に宝塚を観たのは
20年以上前。
知り合いの鍼灸院にタカラジェンヌさんとその方のファンクラブ代表の方が、治療にいらしていたことがきっかけでした。
当時星組のトップさんが麻路さきさん、花組が真矢ミキさんでした。
真矢ミキさんの、ちょっとワルでヤンチャな雰囲気にキュンとした事や、
麻路さきさんのトートの怪しい魅力に引き込まれた記憶があります。
その前は、
さらに20年遡って、
柏市民文化会館😅にやってきた、松あきらさん主演の時代ものの地方公演です。
これが宝塚初観劇!当時小学生の私は、東京の大劇場に行きたいとおねだりしても、親が全く相手にしてくれず、
やっと地元にきた地方公演に、祖母が連れて行ってくれたのでした。
間近で見る松さんの凛々しいお姿が、今でも目に焼き付いています。
当時憧れだったスターさんは、今やレジェンド。
お年は重ねられましたが当時と変わらぬ、いやレコード以上の美しい歌声です。
マリーアントワネット 初風諄さん、
オスカル?アンドレ?(両方ですね)
榛名由梨さん、安奈淳さん
小公女が歌う「ご覧なさい♪ご覧なさい♫ベルサイユのば〜ら」から、
「愛の巡礼」、「心の人オスカル」 などなど。
全ての曲が今でも歌える自分にびっくり!「三つ子の魂百まで」を実感しちゃいました。
小学生時代、
モモの周りでは、ベルばらブームが巻き起こりました。
毎日学校が終わると、公園に集まり
池田理代子先生の「ベルサイユのばら」を読みました。
友達のE子ちゃんが歳の離れたお姉さんから、借りてきてくれるのです。
ブランコに乗りながら、夢中になって読みふけったベルばら。
E子ちゃんのお姉さん経由で、宝塚で歌劇「ベルサイユのばら」を上演していることも知りました。
すると今度は、宝塚つながりでF子ちゃんとも急接近。
F子ちゃんは、なんと東京と兵庫の宝塚大劇場に行って「ベルサイユのばら」を観劇していました。
その頃の我孫子は新興住宅地ながら、まだまだ田舎。
エンターテイメントも一般庶民には、縁遠かったのか、我が家の懐事情なのか、、、、。
どんなにお願いしても、
ベルサイユのばらを大劇場で観劇する夢は叶いませんでした。
当時F子ちゃんに頼んで買ってきてもらったパンフレット。中は台本のようにセリフが書いてありました。
それを使って、2人でいろいろなシーンを演じました。
オスカルになったりアンドレになったり、マリーアントワネットになったり。。。
何故かレコードだけは、買ってくれる親でしたので、ベルサイユのばらの舞台を録音したLPレコードを毎日聞いて、
しまいには歌もセリフもばっちり再現できるほどになりました。
大人になった私は自分のお金でS席を買って、劇場まで行けるようになりました。
今日の日まで、レジェンドの皆様が美しい歌声を保っていて下さったことに驚愕。
テレビに出ている歌手でも70代80代になると、どうしても衰えを感じるものです。
御三方が、日頃から相当な鍛練を積んでいらっしゃることは、疑う余地がありませんでした。
声帯も肉体の一部。
きっとこの40年、喉のすみずみにまで気を配りコツコツとメンテナンスと鍛錬を継続していらしたのでしょう。
だからこそ起こせた、奇跡の歌声です。
尊敬と同時に、これぞプロフェッショナルだと感動いたしました。
1日2公演,座りっぱなしだったGさん。
心配していた腰痛も問題無かったそうで、ひと安心😊
モモもレジェンドの皆さんを見習って
治療の道を進むプロフェッショナルとして、
これからも精進しようと心に誓いました。
どうぞ、皆様いつまでもお元気でいて下さい。