４兆４０００億円の貿易赤字 平成２４年四月

貿易赤字、過去最大４．４兆円＝震災で輸出減、燃料輸入急増―１１年度(時事通信) - goo ニュース

　貿易黒字と貿易赤字には大別して４種類存在している。

　状況A

輸出も好調、輸入も好調で貿易黒字。
　貿易相手国の景気が良くて、多くの国際日本製の輸出品で国内が潤い国内景気が良いから輸入金額が過去と比較して多くなったにも関わらず貿易黒字。素晴らしい。こういった状況を望みたい。

状況B

輸出は好調、輸入は不調で貿易黒字。
　貿易相手国の景気は良いばかりか日本製の国際競争力がとても強く需要が旺盛だが、国内市場が不景気で輸入品が激減した貿易黒字。国内市場の改善が必要になるから辛いです。貿易黒字と言えども喜べません。

　状況C

輸出は不調、輸入は好調で貿易赤字。
　貿易相手国の景気は悪化しているか国際競争の激化で日本製の国際競争力が衰えてしまって（弱体化）、輸出品が激減し、国内市場では多くの輸入の需要があって貿易量が増えた結果、貿易赤字。　これも、辛い状態です。改善が必要になります。だけど、資源は採掘は行えても作れません。

　状況D
輸出も不調、輸入も不調で貿易赤字ないしは貿易が一切行われない状態
　貿易相手国の景気も悪ければ国内市場の景気も悪く貿易自体が停滞する貿易赤字。もしくは、国の方針で特定の国家に対して一切の貿易を取り止める状態。　この状況は最も過酷かもしれないが存在します。

　意見表明。
原発が利用不可能になった結果、火力発電の為に燃料の輸入が急増した。輸入金額が高止まりすると言われています。前例があるとしたらオイルショックのようなものですが、過去とは違う状況です。理由は海外の戦争とは無関係ながら日本の国内問題によって発生した試練の貿易赤字なのです。円高も凄いですからね。海外でも日本人のゴールデンウィークにあわせてバーゲンセールをしているようなものだから発注した人も居られるかもしれませんね。何かの商品が届く？