平成6年2月 苫小牧→名古屋へ乗船した時の写真と記録です。
乗船前日、網走で宿を取り翌朝特急オホーツク4号へ乗車する為駅へ行ったら、昨晩降った雪により最終のオホーツクなどが
網走にたどり着けず、始発のオホーツク2号や4号の運行がないとこと。
駅員の説明によると「北見で特急が待機しているので、普通で北見まで向かってください」と特急へ乗車予定だったお客さんに慌ただしく説明していました。
満員状態の列車で北見までたどり着き、待機していたオホーツクに乗車。
車内を見るとなぜかB寝台が…夜行のオホーツクを4号の代用として使用したのだ。
B寝台の座席に座ってもよかったのだが、リクライニングが無いので普通席へ座ることにした。
車窓から雪景色を楽しみたかったけど太陽の光が雪に反射してとても見れる状態ではなかった。
そして車掌からのアナウンスが入りここから『いしかり』乗船までの長い一日が始まる。
(3枚の写真は仙台港に停泊中に撮ったものです。)
車掌からの車内放送の内容は…
この列車は、終点札幌まで行かず途中旭川止まりと言う内容だった。困った、大変困った…
前の座席に座っている人に時刻表を借り、苫小牧までの時刻を調べる。
乗船手続きの時間には、ぎりぎり間に合わないことが分かった、
ページをめくると太平洋フェリーの電話番号が書いてあり、列車内にある電話でフェリー会社に事情を説明する。
応対してくれたのは、たしか支店長(営業所長かな?)でした。予約の確認をしたあと、このような対応でした。
フェリー会社「雪の影響ですよね、こちらも確認しております。それでは〇〇様が到着するまでフェリーの出航を待ちます、
苫小牧の駅へ着いたらタクシーに乗り急いでフェリー埠頭へ向かってください。」と言う内容でした。
私一人の為にフェリーの出航を遅らせるなんて、大変申し訳ないと思つつ、ここまで乗船客を大切にしてくれるフェリー会社が他にあるだろうかと色々考えていたら、ようやく旭川へ着いた。長く感じた1時間30分でした。
旭川にはおいしいラーメン屋があるのだが、当然寄り道する余裕はなく到着したホームから遠く離れたホームで出発を待つ札幌行き特急ライラックへ乗る。
札幌からは特急北斗で苫小牧へ向かう。たしか本来乗車予定の北斗より1本遅い列車だったはず。
急いでタクシーに乗り運転手に事情を説明。運転手のお陰で意外と早く埠頭に着いた。
乗船手続きの為、窓口にいくと
女性スタッフ「〇〇様ですね、連絡承っております。なんとか間に合いましたね乗船手続き後船内へどうぞ」
手続き窓口周辺には私以外に誰一人客はおらず、急いで「いしかり」の船内へ向かう。船内までの長い通路からいしかりが見えたとき間に合ってよかった、待っていてくれて有り難うとしみじみ思った。
船内に入ると多くのスタッフが笑顔で迎えてくれた…うれしかった。
こうしてフェリー乗船までの波乱な一日が終わり、最後は特等3人部屋(角部屋)を一人で使用して名古屋までの船旅を満喫したのでした。
今から18年前の冬、流氷を見に行ったが残念ながら前日に去ってしまった後だった言う不運な旅、最終日の記録でした。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。旅にはトラブルがつきものですが思い出は鮮明に残ります。以上
乗船前日、網走で宿を取り翌朝特急オホーツク4号へ乗車する為駅へ行ったら、昨晩降った雪により最終のオホーツクなどが
網走にたどり着けず、始発のオホーツク2号や4号の運行がないとこと。
駅員の説明によると「北見で特急が待機しているので、普通で北見まで向かってください」と特急へ乗車予定だったお客さんに慌ただしく説明していました。
満員状態の列車で北見までたどり着き、待機していたオホーツクに乗車。
車内を見るとなぜかB寝台が…夜行のオホーツクを4号の代用として使用したのだ。
B寝台の座席に座ってもよかったのだが、リクライニングが無いので普通席へ座ることにした。
車窓から雪景色を楽しみたかったけど太陽の光が雪に反射してとても見れる状態ではなかった。
そして車掌からのアナウンスが入りここから『いしかり』乗船までの長い一日が始まる。
(3枚の写真は仙台港に停泊中に撮ったものです。)
車掌からの車内放送の内容は…
この列車は、終点札幌まで行かず途中旭川止まりと言う内容だった。困った、大変困った…
前の座席に座っている人に時刻表を借り、苫小牧までの時刻を調べる。
乗船手続きの時間には、ぎりぎり間に合わないことが分かった、
ページをめくると太平洋フェリーの電話番号が書いてあり、列車内にある電話でフェリー会社に事情を説明する。
応対してくれたのは、たしか支店長(営業所長かな?)でした。予約の確認をしたあと、このような対応でした。
フェリー会社「雪の影響ですよね、こちらも確認しております。それでは〇〇様が到着するまでフェリーの出航を待ちます、
苫小牧の駅へ着いたらタクシーに乗り急いでフェリー埠頭へ向かってください。」と言う内容でした。
私一人の為にフェリーの出航を遅らせるなんて、大変申し訳ないと思つつ、ここまで乗船客を大切にしてくれるフェリー会社が他にあるだろうかと色々考えていたら、ようやく旭川へ着いた。長く感じた1時間30分でした。
旭川にはおいしいラーメン屋があるのだが、当然寄り道する余裕はなく到着したホームから遠く離れたホームで出発を待つ札幌行き特急ライラックへ乗る。
札幌からは特急北斗で苫小牧へ向かう。たしか本来乗車予定の北斗より1本遅い列車だったはず。
急いでタクシーに乗り運転手に事情を説明。運転手のお陰で意外と早く埠頭に着いた。
乗船手続きの為、窓口にいくと
女性スタッフ「〇〇様ですね、連絡承っております。なんとか間に合いましたね乗船手続き後船内へどうぞ」
手続き窓口周辺には私以外に誰一人客はおらず、急いで「いしかり」の船内へ向かう。船内までの長い通路からいしかりが見えたとき間に合ってよかった、待っていてくれて有り難うとしみじみ思った。
船内に入ると多くのスタッフが笑顔で迎えてくれた…うれしかった。
こうしてフェリー乗船までの波乱な一日が終わり、最後は特等3人部屋(角部屋)を一人で使用して名古屋までの船旅を満喫したのでした。
今から18年前の冬、流氷を見に行ったが残念ながら前日に去ってしまった後だった言う不運な旅、最終日の記録でした。
最後まで読んで頂いた方、ありがとうございました。旅にはトラブルがつきものですが思い出は鮮明に残ります。以上
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます