ちょっとバタついて更新してませんでした。
今日から更新再開!
で。。。復活一発目のネタはと言うと。。。
以前紹介した、ザックス式プラグ交換の改訂版を。
上の過去記事で紹介した、エリミの簡単プラグ交換方法、流石便利なだけに評判も良く、色々な方が実践されてるそうです。
オレもこの方法のお陰でどんだけ作業が楽になった事か。
が! 肝心の記事で方法や工具の点でいくつか抜けてた部分もありまして(汗
その後問い合わせや質問が結構あり、その度に個別に返答させて頂いてたんですが、いつの間にかその件数も結構なもんなりまして。。。(^_^;
書いた本人として、流石にこれはまずいなと。。。(汗
てな訳で、加筆修正した上で、再度掲載します。
以下過去記事と重複しますが、ご勘弁を(汗
ザックス式プラグ交換方法!
バイクにとって重要なパーツであるスパープラグ。
言わずと知れた点火をつかさどる大事な部分。
エンジンの調子を見るにもプラグのチェックは欠かせません。
何かと触る機会が多いパーツですが、案外忘れがちな部分でもありますが(汗
忘れがちなこのパーツ、実は消耗部品。
一定距離を走ったら交換が必須です。
指定の交換時期は3000km~5000kmと、ちょっと距離を走る人なら年に数回交換する訳で。
その他にもノーマルプラグならギャップ調整も必須(イリジウムはNGなので注意!)。
まあ最近のは性能も部品精度も上がってるんで、距離を走っても意外に使えちゃったりするもんなんで、案外交換せずに居る方も多いかと。
でも、愛車のコンディションを保つ為にも、きちんとしたサイクルでの手入れ&交換は必須な訳でして。
一昔前なら、誰しもがやってたこの作業。
予備のプラグを持って走りに。。。ってなのも当たり前でしたしねぇ。
が。。。。エリミの場合、この作業が偉い大変(^_^;
フロント側はまだしも、リア側に至ってはかなり苦労します。
脱着の一例を挙げると。。。
フロント側は、ラジエターを固定してるボルトを外し、ラジエターをずらして脱着。
ネジ数本で済むのでこれはまだ良いですね(^_^;
問題のリア側は。。。
カワサキの推奨交換方法はタンクを外しての作業。
とてもじゃないけど気楽にって訳にはいきません。
薄いユニバーサルジョイントやゴムチューブを使えば、タンクを外さずにプラグの脱着が出来るけど、これはこれで手間が掛かるし、慣れない内は、脱着作業にかなりの時間が掛かります。
因みにKAWASAKIでの工賃が前後で5000円程度(汗
量販店では高い所だと、7000円~10000円なんてビックリな所もあるそうで( ̄∇ ̄;)
こんだけ面倒なら、ショップでの交換工賃が高いのも頷けますけどね(^_^;
本当に面倒だしねぇ。。。。
オレも今まで散々苦労してきました。
てか面倒なんで最初の頃はショップに丸投げw
素直に諦め状態に入ってました(^_^;
ところが!
秘密基地親方ことザックスさんが、とっても良い方法を発見してくれました!
ザックスさん、最近エンジンを二基ほどばらして修理してたんですが、その際にふと気づいたそうです。
ご存知の方も多いと思いますが、エリミのシリンダー部分あれって実はダミーのカバー。
本来のシリンダーを挟み、六角ネジ4本で固定されてます。
写真は黒エリミのダミーカバー。
ここでお気づきの方もいらっしゃるとは思いますが、そのカバーがプラグ脱着の邪魔をしてる訳です。
上の写真の赤枠部分、この部分のアーチがプラグホールを塞ぐ格好に繋がってる為、工具が入らないんですよ。
つまり、このカバーが無ければ、プラグへのアクセスがとっても楽になる。
てか、外してしまえばむき出し状態w
前置きはこの辺にして、実際の方法を説明しますと。。。。
画像はシリンダー部分のUP。
左がフロントで、右がリア側。
それぞれの画像に赤い四角の囲み、ここがカバーを留めてるネジの部分。
フロントは左側、リアは右側にそれぞれネジがあります。
このネジを外すと、カバーが外せます。
そう、邪魔なカバーを外してしまえ!ってな方法なんですよw
外し方はネジを回すだけw
六角レンチを使用しますが、メーターカバーの部分と一緒の大きさなので、車載工具に入ってる奴でもOK。
出来れば柄が長めのヤツかT字ハンドルのものを用意しておくと作業が楽です。
ただし、フロント側の赤枠部分のネジはちょっと外し辛いので、頭の短い六角レンチを用意しましょう。
オレは写真のように(赤枠内)、この部分のネジは外したままにしてあります。
このままでも他の3本だけでも十分保持出来るし、がたつきも一切無し。
手間を考えたらこの方が無難かも。
因みに各ネジはロック剤も効いててけっこう硬めに締まってますので、最初は回し辛いですが、そう簡単には壊れませんので、頑張って回してください。
上下二本ずつの4本とも外すと、カバーが車体左右に外せるようになります。
リア側はそのまま取れますが、フロント側はクラッチケーブル等の干渉が多いので、手前に引いてから、後方にスライドさせる感じにすると簡単に取れます。
外したカバー。
本来はここの隙間にスポンジが詰まっています。
カバーを外す際、スポンジがシリンダー側に圧着してるようになって場合は、気にせずベリベリ外しちゃってください。
因みにザックスさんやオレは作業性を考慮して、この部分のスポンジを抜いちゃってます。
今の所スポンジなくても快調に動いてるんで問題ないかとw
で、カバーを外し終わると。。。
こんな風にシリンダーがむき出しに(リア側のシリンダー)。
青枠の部分がプラグキャップ。
このままでも脱着出来ますが、リア側の場合、左上のヒートカバーが邪魔で工具が入りづらかったり、手が入れづらかったりしますので、ヒートカバーも外してしまった方が楽かも。
ネジ二本で簡単に外せます。
写真のように今まで見えなかった部分が丸見えなんで、キャップは簡単に手で外せます。
このプラグキャップを外すと。。。
プラグが丸見えに。
こんだけ隙間があると、工具も使いたい放題w
普通にプラグレンチで脱着が出来る訳でして♪
今まで散々時間掛けてた作業が、片側5分もあれば余裕で交換出来ちゃう訳です♪
交換したら、スポンジとカバーを元に戻してネジを締めて完成。
因みにスポンジはなくても問題ないかとw
初回は多少時間が掛かるかもですが、二回目以降はホントにさくっと出来ちゃいますよね。
この方法、目からうろこでした(^_^;
カバーなのは知ってたけど、外そうとは思わなかったしねぇ。
エンジンを割った人だけが気づく事が出来る方法ですよね。
これなら高い工賃払わずに済むし、誰でも簡単に交換出来るはず。
因みにプラグレンチですが、これまた以前紹介したように、ホンダのCBR250用の車載工具のものが非常に使いやすいです。
CBR250RR用 車載工具のプラグレンチ。
品番 89216-KT7-000 800円程度。
非常に使いやすく、中々の一品w
流石バブル時代のシロモノw
左がエリミ250V純正、右がCBR250RR純正のもの。
見て分かるように、形状長さ共に結構な差が。
CBR用のだと、全長も短く取り回しがとっても楽なんで、エリミのように狭いスペースでも問題なくいけちゃいます。
そして六角の部分も長さがあるので、スパナをかけるのも楽なんですよねぇ。
この他にも市販品で色々なタイプが出てますので、使いやすいものをチョイスして下さい。
てな具合に、加筆修正してみました。
でも。。。。。。。もし抜けてる部分があったらごめんね( ̄∇ ̄;)
プラグレンチもすぐ購入しちゃいました。
CBRのプラグレンチは購入したのですが
このプラグレンチを回すのはスパナで宜しいのでしょうか?
他に何か回しやすい工具があれば教えて頂きたくご教授お願い致します。
コメントありがとうございます。
工具ですが、10mmのスパナで回せますよ。最初だけスパナ使って、緩めたら手でも回せるので簡単にいけます。
それとリア側はスペースがあって簡単なのですが、フロント側はスパナを振るスペースがちょっとしか無いのでそのままだと時間掛かって効率よくないです。
なので私は板ラチェットを使って回してます。100均とかにも売ってたりするんで、入手は簡単かと。ただこれも製品によって厚みが結構あったりするんで、ものによっては入らない可能性も(^^;
下記に私の使ってるヤツ載せときますので、この寸法を参考に探してみてはいかがでしょうか。
SEK 4in1 板ラチェット ユニバーサル仕様 8-10X12-13mm RFW-1
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B004UINV7W/ref=oh_aui_search_detailpage?ie=UTF8&psc=1
リンク付きでご丁寧に教えて頂きありがとうございます。
これでプラグ交換が好きになれそうです!
ps:エリミのサイドカー仕様もカッコいいですね(*´∀`*)
いえいえ、お役に立てれば幸いです。
この方法だとプラグ交換一気に楽になりますので。焼け具合とかガンガンチェックしてくださいw
期せずしてサイドカーとなったエリミですが、マッチするサイドカー作って貰えたんでお気に入りの形のまま残すことができました。