だからこそ 人生は輝く。

2022-08-31 23:03:00 | ヒビノコト。
韓国のドラマが好きだ
美男美女がたくさん出てくるし
詩的な台詞にはっとすることも多い

中でも、もう10回以上観ているのが
トッケビ という作品である

この作品のなかの
「死があるからこそ 人生が輝く」というような台詞が

今日、すとんと心のなかに落ちてきた

ああ
あの時のくるしみも
あの時の寂しさも
あの時の悲しみも

あの時流した涙があるからこそ
私の人生は 輝くのだ



私の半分は、罪悪感でできている。

2022-08-22 21:57:00 | ヒビノコト。
私は
誰かをがっかりさせてしまう

誰かを傷付けてしまう

誰かを悲しませてしまう

誰かを苦しめてしまう

そんなふうに 
誰より私が 思っていた

こんな鎖にがんじがらめになった自分に気付いたけれど

まだ
間に合うだろうか

もう 人生半分くらいまで来てしまったけれど

まだ
間に合うだろうか

リポンをかけた贈り物。

2022-08-18 21:34:00 | ヒビノコト。
実家から戻り、届いていた荷物を開けると
赤いリポンをきゅっと結んだ箱が入っていた。

そういえば数日前、自分用のアンダーウェアを注文していたのだった。
自分用なのに、敢えてラッピングをして頂いていた。

過剰包装はエコじゃない、という意見もあると思うけれど

リポンをそっと解き、(それほど高価なものではないけれども)繊細なレースのついたアンダーウェアを手に取ったときの、心がじんわり満たされていく感じは
時々で良いから、自分に贈りたい感覚だった。

デパートの売り場で、丁寧に採寸をしてもらいながらアンダーウェアを選ぶ時も、この感覚があったように思う。

大切に、丁寧に、まるで壊れやすい宝物を扱うように、身体に触れ、私に合うものを選んでくださるのだ。

日々の忙しさの中で、私は
どれだけ、自分を雑に扱っているか
どれだけ、自分を後回しにしているか
どれだけ、「私なんて」と言っているか

誰かに大切に扱って頂くのは、とても有り難く、嬉しいことだけれど
誰かの何かを待つよりも先に、私が私を大切にした方が、確実だ。

栄養のあるものを食べさせ、
眠い時に眠らせ、
世界に散らばる美しいものに触れさせ、
喜怒哀楽すべての感情を否定せず、
こんなことを、やっていきたいのだ

それらの一つひとつに、赤いリポンをかけて。







しみじみと蕎麦をすする。

2022-08-18 14:40:00 | ヒビノコト。
実家の近く、観光ミシュラン星付きのお山の麓には、蕎麦屋が並ぶ通りがある。

そのうちの1軒に入り
温かいとろろそばを頂く。

蕎麦は温かいものが好みだ。
身体の中を通っていく感覚を
温かい方がより感じられる気がする。

ねっちりとしたとろろと黄卵が
濃いめのおつゆに溶け込んで
なんだか 滋味深いスープを頂いているような美味しさだった。

しみじみ蕎麦をすする、今日は夏季休暇最終日。

明日から、また、生きることに忙しくなる。