金毘羅大芝居（金丸座）で、万作狂言鑑賞

金毘羅大芝居（金丸座）で、万作狂言鑑賞

「宗論」
「鬚櫓」

上は開演前、下は終演後。




2008.9.27.

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以下、http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000809270001　より

金丸座に野村万作さんら一門勢ぞろい

人間国宝の狂言師、野村万作さんが選んだ「万作・狂言十八選」（朝日新聞社など主催）が２６日、琴平町の旧金毘羅大芝居（金丸座）で催された。万作さん、萬斎さんら一門が勢ぞろいし、観衆は古典の世界に酔いしれた。
　約７００の客席はほぼ満席。この日演じたのは、夫婦げんかで負けた妻が夫の自慢のひげをそろうとする「髭櫓（ひげ・やぐら）」や「宗論」。狂言の舞台では珍しい花道を使う場面では大きな拍手が上がった。
　公演後、万作さんは「古い芝居小屋とくったくのない笑いがぴったりとあった。昔はこんな風に鑑賞されていたのではないかと思い、とってもうれしかった」。萬斎さんは「演じる者とお客さんとの間でお互いの熱が伝わり、素朴であったかい会場だった」と話した。万作・狂言十八選は昨年１月に国立能楽堂（東京都）公演があり、出雲大社（島根県）などで上演。金丸座では２７日もある。