科学部恒例の夏の自然観察会に行ってきました。
今年は筑波山です。 とっても暑い中、汗だくで行ってきました。
つくば駅までは、つくばエクスプレスで行きました。とても速かったです。
駅からはバスで筑波山神社まで行きました。
神社には、樹齢800年の杉の木がありました。
根本の地面には穴がたくさん開いていて、セミの幼虫が夜を待っていました。
きっと夜に羽化すると思います。
この時期、ミンミンゼミやニイニイゼミが鳴いていました。
神社から、男女ノ川(みなのがわ)を渡り、登山口へ行きました。
男女ノ川は流れが少なく、近所の人が金魚を飼っていました。
「筑波峰の峰より落つる男女ノ川 恋ぞつもりて淵となりぬる」
百人一首で有名な句のとおり、淵がありました。
10時に登山口を出発し、白雲橋コースを上りました。かなりの急登りの連続で、とても疲れました。
1時間半で、弁慶茶屋跡につきました。ここで早めのお昼にしました。
ここからは、山頂まで奇岩の連続でした。
【弁慶の七戻り】は、岩が落ちそうで、どうやって安定しているのかわかりません。
何百年も地震があっても落ちなかったのが不思議です。
他にも【高天原】や【陰陽岩】【出船入船】【がま石】などなど、名前のついたたくさんの大きな岩がありました。
筑波山の石は、多くが花崗岩です。白黒透明の大きな結晶が見られました。
他にも、黒っぽいハンレイ岩が見られました。
女体山山頂です。
良く晴れていました。スカイツリーは見えませんでしたが景色がとても良かったです。
帰りは、ケーブルカーの横を通って下山です。
途中、男女ノ川の源流がありました。
ちょうど上りと下りのケーブルカーがすれ違うところが見られました。
その後40分ほどで神社に到着です。
上空に寒気が入っていて、不安定でした。
13時すぎころ雷が聞こえたのですぐ下山しましたが、
雨にも降られずに降りることが出来ました。