こんにちは。
はじめに一つ訂正があります。
12月1日が水曜日だと勘違いしており、販売開始日の曜日の記載が誤っておりました。
大変失礼いたしました。
というわけで、明日12月1日(火)の20時から、いよいよ販売開始です!
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さて本題。今日は「コンセプト」と「販売」についてです。
後半の販売については、少しうじうじした内容になっているので、苦手な方はパスしていただければと思います。
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作家活動を今回はじめるにあたり、あらためて「自分がつくりたいもの」について考えてました。
その考えのまとめが、新しいコンセプト
「大人の中の子どもたちへの贈りもの」です。
誰でも子ども時代を経て大人になるわけですが、大人になっても一部の人の中には、「子どものままの自分」がいるんじゃないかと思います。
私もその中の一人です。
そんな大人の中の子どもたちにとって、宝ものになるようなものを作っていきたいと思っています。
子どもにとっての宝ものって、大人からしたらガラクタだったりするじゃないですか。
でもその子にとっては大切なもので、心を満たしてくれるものだと思うんです。
大人の社会生活に疲れた時、その人の中の傷ついた子どもの心を満たしてくれるものを作りたい。
たまに帰れる、自分だけの心の居場所になってくれるものを作りたい。
万人受けしなくていいから、誰か一人の特別になれるものを作りたい。
そんなふうに思いました。
私自身疲れた時は、読書や映画鑑賞、旅行など、ここではない別の世界(=非日常)で休憩することがよくあります。
作品をつくることも、大切な心の休憩の一つです。
これから「本のない絵本」がお届けする、ここではない別の世界の物語やいきものたちが、その人の心の休憩のお手伝いをして欲しいと思っています。
そんなわけで、今回改めて、「自己満足ではなく人にお届けするとしたら、自分はどんなものをつくっていきたいのか?」と自問自答して出た答えが、
「大人の中の子どもたちへの贈りもの」
というコンセプトになりました。
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さて、次は販売についてです。
(ウジ虫思考が苦手な方はここで回れ右をお願いします。)
実は私、作ることは好きですが、作品を売ることに対しては苦手意識があります。
その原因、理由は主に3つ。
①昔フリーマーケットに参加した時に値切られたトラウマ
利益のために活動をしているわけではありませんが、一生懸命作ったものを安値で買い叩かれるのは傷付きました。
②「売れない(=認めてもらえなかった)」という現実を見る恐怖
そのため、低めの価格設定をして逃げ腰になりがちです。
③理想と自分の力とのギャップ
出品したら即完売!という憧れ(=理想)があり、そこまで力のない自分とのギャップにプライドが傷つく。
でも、これらの思考の偏り、癖を治さないと、作家を再スタートしても結局また続かないのが目に見えていたので、失敗の原因に対する考え方の見直しをしました。
①トラウマ
そもそも、ただ売れれば自分は嬉しいのか?と考えたら、答えは「いいえ」です。作品を気に入って、大切にしてくれる方に購入いただきたいのが心からの本音です。
じゃあ値切ってくる人の事は「気にしなければいい。」って、言葉で言うほど簡単ではありません。
でも、一人のことを思い出して傷つくよりも、喜んでくれた方たちのことを思い出して、活動の活力にすればいいんだと、ふと気づきましたら。
喜んで嬉しい言葉をくれた方たちの方が、そお言えばずっと多かったんだ。
ということに、今更ながら気付きました。
このことを今後忘れずにいたいと思います。
②売れない恐怖
本を読んで、
「価格を安くしたからと言って売れるわけではない。」ということを知りました。
「活動を続けていくための適切な価格設定が大切。」だと学びました。
そして、「すぐに売れない=価値がない」ということではない。
と、自分の考えを改める必要があることに気づきました。
これは、「万人受けしなくていいから、誰か一人の特別になれるものを作りたい。」という思いにも繋がっています。
長い目で見て、その作品を気に入ってくれる方の目に留まればいい。
という心持ちを持っていたいです。
③理想と現実のギャップ
これに関しては、「現実を見て変なプライドは捨てろ」と自分に言いたい。
ついつい他の人と比べてしまいがちですが、そうして卑屈になって途中でやめてしまったら元も子もありません。
プライドを持つことは悪いことではないですが、それが障害になるようなものだと話は別です。
そして私の場合、無駄にプライドが高いと自覚していますが、これまでそのことに正面向かって向き合ってきませんでした。
これは完全なる自分の怠惰です。
というわけで、凝り固まった変なプライドをほぐすために、今回、販売についてかっこ悪い自分の考えの偏りを、長々と文字に起こして公開することにしました。
あー、スッキリした!これで明日から再スタートできそうです。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。
明日からもどうぞよろしくお願いいたします。