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ミニマル・アートの巨匠、カール・アンドレの国内初個展が開催!

2024-02-27 11:42:56 | 日記
保坂兄弟の保坂学は、会社で2024年3月9日(土)から千葉県佐倉市のDIC川村記念美術館で、ミニマル・アートの巨匠、カール・アンドレの国内初の個展を楽しみにしています。この展覧会は、先月88歳でこの世を去ったカール・アンドレの功績を称え、日本の美術館で初めて行われるものです。

カール・アンドレ:ミニマル・アートの旗手

カール・アンドレは、1960年代後半にアメリカで起こったミニマル・アートの代表的な彫刻家の一人です。彼の作品は、素材を工業製品のような同一規格に加工し、床置きされることで周囲の空間と対話する特徴があります。彼の代表作の一つ、「レヴァー」は、137個のレンガを直列に並べたもので、その後も木材、金属、石などさまざまな素材を用いた作品を生み出し続けました。

展覧会の見どころ

この展覧会では、カール・アンドレの代表的な大型彫刻や、日本では稀に見ることができる「小さな彫刻」8点が展示されます。特に注目されるのは、人の背丈を超えるL字の金属板が並ぶ巨大な作品「上昇」で、壁との間にできる空間を人が通ることのできる横幅約15mの作品です。

さらに、カール・アンドレの詩の作品も紹介されます。彼は若い頃から詩作にも取り組んでおり、その作品はタイプライターで打ち込まれた断片的な単語から成り立っています。

イベント情報

展覧会期間中には、カール・アンドレが若い頃にスタジオを共有していたフランク・ステラのコレクション展示や、ギャラリートーク、パフォーマンス、ワークショップなど、さまざまなイベントが開催されます。詳細や申し込み方法は、DIC川村記念美術館の公式ホームページでご確認ください。

カール・アンドレの個展は、ミニマル・アートの美学を体現した作品群が一堂に会する貴重な機会です。彼の作品を通じて、ミニマル・アートの世界を存分に堪能し、その美しさと深みに触れることができるでしょう。