法昌寺 kokoniari

北緯45度にある小さなお寺より発信

大雪 東川自然学校

2008-08-13 | インポート
東川自然学校の子ども達がやってきた。
高校生、中学生、小学生5名とスタッフ4名。
留萌管内、宗谷管内を巡るツアーだという。
そこの土地の食べ物や自然や人々とふれあう。そんな旅。
ほとんどがキャンプで自炊である。
5泊6日の最終日はうちのお寺でお寺体験を兼ねた宿泊予定。
まずは町のトナカイ飼育の様子を見、サロベツ原野に触れ、豊富温泉で体を休め
そしてお寺に到着。
夕食は最終日とあってBBQ。 
「炭、熾せよ~。この新聞でな~」とスタッフが子ども達に新聞とライターと
炭を渡す。
「ベスターないの?」と子どもたち。
「ベスター?何ですか?それは?」とわざとらしく答えるスタッフTさん。
子ども達はあーでもないこーでもないといいながら、炭を熾す。
もっと時間がかかると思っていたけど、意外と短時間で炭が熾きる。
上手い! 慣れてるのね、きっと。
仲間にいれてもらい一緒に夕食。
スタッフと子ども達のやりとりが楽しい。男の子ばかりでそれなりの話に流れても(え?)
スタッフTさんが、うまく教育(笑)してくれる。Tさんと子ども達の信頼関係を垣間見た。
夕食が終わり、本堂で住職の話やお寺探検をし、そして「たのもー」というゲームをする。
おもちゃの刀を持って切る、切られないように動くというゲーム。
自然学校の子ども達、なかなか機敏である。 もちろんスタッフも。(笑)

朝は皆で大きな声で勤めをした。住職の法話を真剣な表情で聴いていた子がいた。
その後、朝ごはん。そして片付けと、本堂掃除。
そして次の目的地へ。
宗谷岬に行ってから、旭川に戻るという。

本堂前で車を見送りながら思った。
子ども達にはお寺や僧侶というものがどのように映って、どのように感じたのだろか。

お寺は人と人がコミュニケーションする場である、そう感じてくれるといいのだけど。













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