「偽善者ぶっているひとが嫌い」
わけのわからない批判だ。
「善人ぶる」ならわかるが、「善人ぶっているふりをしている」ってなんなんだ。
おそらく「善行」そのものを「偽善」としか見なせないのだろう。
「善行」や「善人」という言葉そのものを知らないのだろう。
「露悪」なんて言葉はさらに知らないだろう。
連中は、利他行為そのものを軽蔑する。
自分が利己的な人間だからだ。
だったら、ひたすら利己的に生きていればよいものを、他人の善行まで「偽善」と非難する。
自分が利他的に振る舞えないことに、うしろめたさをおぼえているのだろう。
まったく醜い連中だ。無知で愚鈍なやつらは、せめて口を噤んでおればよいものを。