昭和世代の放浪記

ふるさとは遠きにありて思ふもの



ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
(=室生犀星)

74歳の私が、60年も昔、町内で窃盗事件が起きた。
夜中に侵入して、米を盗んだらしい。

歩いて数分の現場に行った。
警察が石膏を流して足型をとっていた。

犯人が判明した。
昔は、いい勤務先に働いていたが、病気で退職。
生活に困窮したのだろう。
複数の女の子がいたが、一人は極端に落胆したという。
その子は、集団就職で大阪に行って2度と帰ることはなかったと聞いた。

人間、明日のことは誰にも分からない。
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