宝泉寺 ブログ

鬼面瓦

オリンピックが始まって、テレビ局の番組編成も、ふだんとは変わってしまっている。いつも楽しみにしている番組を見ようとしたら、別番組になっていてガッカリすることにもなる。



さて、そんな中でEテレにチャンネルを回す(今なら、リモコンのボタンを押すとも言う)ことになる。そこで、「美の小壺」を見ることになった。これは、美術を紹介するのだが、私には「民藝活動」の延長にあるような番組だと感じている。
先日見たのは、確か2016年頃に放送をされたもので、題名は「鬼ごっこ」ではなかったかな。草刈正雄さんが登場して、鬼についての伝統芸能やら鬼面やら、日本の歴史ととも紹介していた。
この「鬼ごっこ」は、以前にも見たことがあるなぁ、こんな話もあったなぁとテレビ画面を見ていたら、鬼瓦についての紹介もあった。
福井県在住の鬼師【鬼瓦を専門に作る瓦職人】が、白鳳時代以降の鬼瓦を復元したところで、こんな解説があった。白鳳時代の鬼瓦には、鬼につきものの角がないと。

新本堂にある鬼面瓦にも、角がない。そして、顔の周囲には、ボール状の物がデザインされている。これは、獣の毛を表しているとのこと。なるほど、そういうことかと納得した。
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