食農とエネルギーのイノベーション

食農、環境、再生エネルギーの話題やインタビューなどを中心に、色々なスペシャリストな方の紹介など。

アイウェルネス伊豆高原 ファスティング体験日記

2024-12-06 18:41:17 | 日記

コロナ以降、5kg位増加した体重が元に戻らず。。人間ドックでは、メタボ、高血圧、ウエスト大幅基準超過という三重苦、家族からも「デブ」とか言われる始末なので、2024年12月上旬に初回体験コースの3泊4日にてファスティングに行ってきましター。

結果としては、

  •    体重: - 2.8kg
  •    体脂肪率: - 1.2%
  •    ウエスト: - 3cm
  •    血圧:150 - 100 → 117 - 78 

の満足満足。肉体的には、へそより上の脂肪が落ちて、全身の肌と髪の毛がツルツルになったもよう、精神的な面の効果としては漠然としたあせり、不安みたいなものがなくなった気が。3泊では体重が結構落ちた方らしい。平均は1~2kgとのこと。血圧がかなり下がったのにはびっくりした。

初日

 愛知を8時くらいに出発し新幹線で熱海へ。時間があったのでビーチまで散策。途中、熱海プリンなるものの行列を横目にそそくさと伊豆急下田行きの普通列車に乗り込む。朝からご飯を食べてないので、観光地に行くのはなかなかの苦行。伊豆高原駅に到着後、ホテルに連絡し配車を呼ぼうか少し迷ったが、徒歩20分程度でつきそうなのでダイエットと思いテクテク歩く。

 ホテルへチェックインすると、受付した後に創業館にある健康器具3種でゴロゴロされ、入所面談、鍼級(オプションで申し込んだもの)、ヨガ、コース説明と怒涛のスケジュール。入所面談では、『基準値こえてますねー。頑張りましょう』との声かけ。元会社の同僚の紹介できたと伝えると1000円割引にしてくれました!コース説明では、酵母ジュース、補食、退所後の過ごし方など支配人の男性が細かく説明してくれました。ルイボスティー、その他オーガニックティーは飲み放題、全身ゴニョゴニョされるマッサージ機も使いたい放題、水素水飲み放題、退所後のドカ食いが一番NG。ファスティングで本当に苦しくなったら梅干しを食べればよいので、やばくなったら連絡して。「梅干しを持って駆けつけます(笑)」などなど

 あっという間に17時になったので、風呂に入った後、21時ごろに早めの就寝。温泉は小さいが露天風呂が隔日ではいれる、これがなかなか良きです。コース説明では「ファスティング中は湯船に3分しかはいらないでね」と言われたが気持ち良すぎて15分以上入ってました。以後毎日、2、3回入浴するのが日課に。

 部屋は和室8畳ベッドでしたが、2階の角部屋、2面窓でなかなか快適でした。ただ、創業館は隣の部屋のドアの開け閉めが部屋にいても響くので、神経質な人は気をつけて方がよいかも。耳栓はホテルから渡されますが、私は使いませんでした。

和室8畳+ベッド

2日目

 城ヶ崎海岸トレッキングに行くため、登山靴を履いて早朝6時過ぎにホテルを出発し、八幡野港から橋立吊り橋、いがいが根、ポットボール(Perfect round stone by nature)、蓮着寺、城ヶ崎海岸駅、伊豆高原、ホテル というコースでトレッキング。全部で10kmくらいかなぁ。途中カロリー不足になるので、酵母ジュースを飲みながら散策しました。結構ヘトヘトに。ただ、景色が本当に素晴らしかった。伊豆大島からあがってくる朝日はなんとも言えない。

 帰ってからオプションのマッサージと温泉に2回ほど入り、この日の夜から補食①が開始。少量すぎてびっくり。玄米粥、野菜スープ、以上。チーン。普通に食べると一瞬で完食するので、少しずつ30回ほどかみながらいただきました。

 ちょっと疲れすぎなのか、補食を食べてお腹が空いてきたのかこの日はよく寝れなかった。

 八幡野港から見る伊豆大島から昇ってくる日の出

かんのんが根にあるポットボール

 

補食①(夕食)

3日目

 朝早く起きれなかったので、8時頃から浮山別荘地を散策、「大灘」という日の出スポットで景色を堪能した後、10時から補食③を食べ、11時発でホテルから一碧湖へ車で送ってもらい、一碧湖を一周。一碧湖畔に木梨サイクルがやってるカフェなどあり、魅力的だがそそくさとバス停へ行き、バスで大室山へ、ここは景色が最高に綺麗だったなぁ。その後、インバウンドの皆様にまみれバスにて伊豆高原駅へ。この日は駅まで車で迎えにきてもらい。ホテルにもどったあと、すぐにマットピラティス、これはなかなかきつかったね。姿勢もよくなるし、自重筋トレにもなりそう。

 夕方17時より補食③を食べ、風呂に2回ほど入り、就寝。ぐっすり寝れました。いびき測定アプリでいびき測定したのだけど、デブってから続いていたいびきも解消!!

  補食③(朝食)

補食③(夕食)

 

最終日

 早起きして、6時ごろにホテル出発、隣の部屋の方もホテルを出て八幡野港へ日の出を見に行くということなので、一緒に八幡港へ。なんでもアメリカ西海岸在住で、ダンナさんをアメリカにおいて一人で来ているとのこと、私も家族をおいて一人で来ているので同じようなものですと談笑しながら八幡野港へ。八幡野港で別れ、橋立吊橋へ、ただこの日が曇りで日の出がみえなかったなぁ。

 その後、温泉入浴後、退所面談。「体重おちましたねー、体脂肪率基準内になりましたねー、内臓脂肪おちましたねー、血圧正常ですねー」また「表情がやわらかくなった」、「また、来てくださいね」と声をかけられ嬉しくなりました。半年後くらいに友達と一緒にこようと決心。

 最後の普通食(玄米、海鮮鍋など)!!薄味なんだろうけど、味が濃く感じられ無心で(むさぼりつくように)食べる。魚があったけど、たんぱく質を食べた時の脳の喜びを感じながら。入所時より食べる速度が落ちてるのと、胃が小さくなっているため完食までに非常に時間がかかる。しかもお腹いっぱいに。退所時間ギリギリになり、急いで荷物をまとめて、伊豆高原駅へ送ってもらいました。午後から都内で仕事だったので、ずっと乗りたかった踊り子にのり、社会復帰をとげました。

普通食

 

 入所中はほとんど仕事をしなかったので、海と山と綺麗な空気に囲まれ、静かな時間を過ごせる非常に良い経験になりました。また、フラフラ感や体調がわるくなることもなく、普段通りすごせたことについてホテルスタッフの皆様に感謝です。もう少し長期間でもファスティングできるなとの手応えを感じつつ、今回の日記を終えます。No Fasting No life!!

創業館のエントランスから見る


東海マルタ、堆肥工場訪問

2024-02-03 11:28:47 | 日記
2024年1月26日(金)にコンポスト学校同期の岩沢さんと掛川駅にて待ち合わせ訪問。途中、東名掛川インターでおりないといけないのだが、菊川インターまで行ってしまい、30分遅れで集合。掛川駅からは20分ほどで東海マルタに到着した。マルタさんは、40年以上の堆肥作りを実践されており、堆肥作りのノウハウの塊のような会社だ、今回は話を聞かせていただくことでまた違った角度で堆肥作りを俯瞰できると思い見学を申し出た。

代表の本橋さんにご挨拶し、工場見学を案内していただき、やはり堆肥作りのノウハウの塊だということがわかった。
まず、原材料は全て購入品であり、品質がコントロールされたものである。水分率が少ない粉状のものが多く使用されていた。
以前、鉄道関連会社から発生する食品残渣を使ったことがあるが、量が安定しないことと、水分率が高すぎて発酵のバラツキが多いことがありやめてしまった経緯があるということだった。
食品残渣を堆肥化する事業をしている私としては頭が痛い話だ。

堆肥分類としては、特殊肥料いわゆる堆肥、そして堆肥の中でもぼかし堆肥を製造している。コンセプトとしては、
「微生物の種類を増やす事を目的とし、原料の種類を出来る限り増やした資材」
とのこと。

HPにも紹介されているが、原材料は20種類程度とのこと。これほど多種多様な原材料で堆肥を作っている会社は初めて。
https://maruta-mogura.co.jp/maruta/wp-content/uploads/2022/06/モグラ堆肥ページ%E3%80%80ダウンロード資料%E3%80%80モグラ堆肥A(全).pdf

製造工程が4段階に分かれており、それぞれの工程で数ヶ月発酵させるというやり方をとっている。出荷までには、1年以上の時間をかけているとのこと。
何故、4段階に分かれているかはもう少し深堀したところ。

以下、原料の一例
 バッドグアノ(インドネシア)、サンゴ(沖縄)、粘土鉱物/微量要素(山形)、ホンダワラ
馬糞自体にもニーズがあるとのことで、「もぐらっ子」という商品名で販売している。馬糞、米糠、腐植(放線菌)を発酵させる、切り返しはしないということがすごく斬新。

有機JAS資材にも認定されている「もぐら堆肥」、今後も拡大していってほしいです。