Webアプリの開発言語はPHPだけ？

Webアプリの求人情報を見ていると「PHPエンジニア」募集という文字をよく見かけます。「PHPエンジニア」と聞くと、開発言語はPHPのみ使いこなせれば開発できると思うかもしれません。
結論から言うと、PHPのみだけではWebアプリの開発はできないでしょう。Webアプリを動かすには、Webサーバーを使います。サーバーのOSは、Linuxが使われる事が多いです。ディレクトリの移動、ファイルの移動・保存・削除などの操作をするために、Linux操作用のコマンドの知識があると有利です。
データの保存は、サーバー内にファイルとして保存するケースもありますが、大抵は、MySQLなどのデータベースを使うことが一般的です。PHPからデータベースに接続し、SQLを発行し、データの読込み、データの保存するオペレーションもできるとベストです。
Webアプリは、Webページを表示するためにHTMLと呼ばれる基本的なマークアップ言語で作られています。HTMLで作られたWebページの見栄えを整えるためにCSSが使われています。PHPから出力する文字は、HTML言語である場合がほとんどです。
このように「PHPエンジニア」といってもPHPのみ使いこなせれば良いというわけではありません。Linux、MySQLなどのデータベース、Webページを表示するためにHTML、CSSの知識も必要です。これらも使いこなせるようにしておいたほうがよいでしょう。
そのほか、勉強のコツや求人の探し方など、Webアプリ開発の仕事をしたい人向けにまとめられている【Webアプリの仕事調査】というサイトも併せて読むことをおすすめします。