こんにちは南仙台の父（hrperficio）です。
ロシアもウクライナも疲弊する中で終わりのない戦いをどう終結させるかに
世界も注目し始めています。
米国ではトランプ氏が自信満々に停戦が主導できると主張しており、選挙戦
でも強く主張してアピールしています。
欧州では新露の政治家も現れており、EUの中でもロシアへの友好姿勢を隠さ
ない政治家も多くなっています。
米大統領選の結果如何でどうなるのかも変わる要素としてはあります。
果たしてロシアとウクライナの停戦は実現できるのでしょうか。
写真は鑑定の結果となります。
左側が結果、右側が環境条件となります。
まず結果ですが、太陽のカードの逆位置が出ています。
太陽のカードの逆位置は過信や失敗、不運や不調、落胆といった意味があり
ます。
結果としては残念ながら和平どころか停戦すら難しいという形になることを
暗示しています。
どちらもこれ以上の戦闘継続も拡大もできないのはわかっています。
そんな中で停戦に期待をかけているのほウクライナの方でしょう。
ただ、調停できる国や指導者がおらず、ロシアとの間で公正な判断による戦
闘の停止交渉は難しいようです。
また、米大統領選によっても影響はあるのでしょうが、残念ながらトランプ
氏が大統領になっても結果は同じでしょう。
むしろトランプ氏のメンツを潰すだけに終わり、一時的に交渉のテーブルに
ついても交渉はうまく纏められません。
ロシア側も安易な妥協や中途半端な戦闘停止は受入れられない面があります。
以前も鑑定した際に結果として出ていましたが、残念ながら終りのない戦闘
は今後も継続し、世界情勢の不安定要素として欧州とロシアの対立は継続し
て存在することになるでしょう。
次に環境条件ですが、女帝のカードの逆位置が出ています。
女帝のカードの逆位置は挫折や軽率、虚栄心や嫉妬、感情的や浪費といった
意味があります。
停戦や戦闘停止のカギはロシアにあります。
ロシアがロシア系住民の保護を目的とした戦闘行為を先に止めることが前提
にありますが、現政権の考え方はロシアの拡大化が念頭にあります。
この考え方を政権が前提として外さなければ停止はできないでしょう。
ロシア系住民の保護は口実で、領土の拡大と緩衝地域の拡大が目的としてあ
るので、ロシアにとってはウクライナ全土の確保が最終目的になります。
一部の割譲や親露傀儡政権によるウクライナの存在といった形での終結は難
しい上に、ウクライナ側を逆なでするような結果となります。
仮にこうした形での決着を目指したとしても、レジスタンス活動の活発化や
テロが多発することで情勢は安定することはありません。
最終的な決着はロシアが野心をすべて諦めることにあります。
火種となるような状態を残せばいずれ大きな火に成長することになります。
残念なことにどの選択肢もロシア・ウクライナにとって妥協できる内容では
ありません。
中東のような状況が増えるだけで得策ではないだけに、ロシアが今後どう立
ち回るのかで状況が動くことになるでしょう。
