つれづれ河岸

絵が苦手だから取りあえずカメラで景色を切り貼り♪

修善寺 その2 湯回廊 菊屋

2011-05-01 | 旅に出る
修善寺温泉は、伊豆半島で最も古い温泉だそうです。

都心からだと「踊り子号」が便利なんだけど、
この日はまだ節電の為?運休(後で調べてみたら、29日から1本程度運行)だったので
東海道線で三島へ行き「伊豆箱根鉄道駿豆線」で修善寺という
かなりのんびりとした電車の旅(これもまた楽しい)となりました。

修善寺温泉には修善寺駅からバスで約8分。
「伊豆箱根鉄道駿豆線」もかなり本数少なくなっていたからか
電車が到着する時刻に「バス」が待っていてくれたり
時間がかかる割には、乗り換えはスムーズだった。

バス停のすぐ目の前にある「湯回廊 菊屋」が
今回のお宿です。

最初の画像はフロントの横にあったもの。
バックには「菊屋」文字のタグ付きで可愛い。
写真では文字が見えなかったのが残念。

修善寺は明治時代の有名な文豪達がここに来て
沢山の作品を作った所。
静かで、過ごしやすくて温泉があって
良い環境だったんだね。

この「菊屋」は「夏目漱石」が滞在していたそうです。

創業は300年も前。
この建物は別館だったそうですが、ここも100年以上の歴史があり
5年前にリニューアルした旅館です。

明治から大切に守られてきたインテリアはそのままで魅力的。
だから今回はあえて「本館」のお部屋にしてみた。
しかも窓を開けると庭の木々が見える所。



マンション暮らしの私はこの景色を見たかった。

窓を開けてもとても静かで、ウグイスの鳴き声や
カエルの鳴き声と、時おり池の鯉の「バシャ」という音と風の音しかしない。
※そばにいたウグイスは鳴き方がまだ慣れていなかったのか、
 たまに音を外す子だったのが楽しかった♪

窓の鍵もほら



窓の手前にある椅子


洗面所の明り取りの小窓



鏡台



寝室の照明も可愛い。



思った通りのお部屋だった。古いけど清潔なのも嬉しい。

前回、母達と行った「水の音」でも用意されていた、
湯籠とパジャマ。冷蔵庫にはお水とサイダーが備えられていて
お部屋を案内してもらったら、それ以降旅館の方がお部屋に来ることはなかったです。

そう言えば枕元にはこれも



旅館って時間を気にする事なく
ゆっくりしてね。という事なのか、お部屋に時計がないよね。

でもやっぱり、お風呂に入るのもお食事も時間が気になるからと
旅館に行く時は小さな目覚まし時計を持っていく我が家でしたが、こんな可愛い時計があれば
嬉しい。
ホテルのようなデジタルのものじゃないところがまた良い。

館内も素敵な所が沢山あったので、ご紹介。


修善寺 菊屋


今回一番残念だったのが、露天風呂。
2つあるうちの1つがヒビが入ってしまった(地震の影響?)為
男女入れ替え制だった事。

この日は泊まった当日が女性、翌朝は男性が使用できた。

貸切の露天風呂は2つあるけど、空いていれば入れるシステムだったので
タイミングが難しく、朝は断念…

当日はご飯の前と後で2回入れたけど、2つのうち一つだけしか縁がなかった様です。


お食事はお食事処でいただきました。


お庭が見えるテーブル。まだ明るいうちから
なんと贅沢な…

内容は「趣肴会席」で台の物・中皿・煮物がそれぞれ
2品から、最後のご飯が4品から
好きなものを選べる事が出来た。

私達(別に一人ずつ選べるけど、偶然一緒だった)は
中皿に「仔牛のカツレツ クリームチーズ入り」をお願いしました。

これがまた美味しくて、
テーブルで擦るワサビで食べるのがまた美味しい。

煮物は私が大根白子蒸し、カシラは桜エビの新丈をオーダーしました。

修善寺 菊屋 夕食


朝食は和食と洋食のいずれかを選択。
もちろん我が家は「和食」で



今回は1日ズルして平日の予約だった事と
電車などの運休等で、かなり安く泊まれたのがラッキーな
素敵な旅館でした。




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