箱根仙石原 仙郷楼 その２

9月の連休に、何年かぶりでお泊り旅行にでかけた私達。
前半は小田原で寄り道した「五百羅漢」をＵＰしましたが、今回はその後半。

ここが今回宿泊した「仙郷楼」さん


行き方を調べてみると
どれもが「箱根登山バス」の利用を薦めていたので
今回は湯本から桃源台行きバスを利用してみました。

途中の宮ノ下まで、かなり渋滞、ノロノロ運転が続いたので
少しうんざり気味でしたが
宮ノ下を過ぎたところからはスムーズに進んで一安心。

やはり下界？と違って、少し涼しく
快適　

この「仙郷楼さん」は建物の周囲に小さな散歩道がある。
緑の景色と、木々の香りを求めていた私は
仙石原の「湿生花園」を少し歩いてみたいと思っていたのですが
宮ノ下までの渋滞で時間が無くなり、寄れなかったので
代わりに、庭を散策してみた。

途中の景色はこんなに素晴らしかった　



多分（？）「金時山」の方を見ているのだと思います。



いい空気と土と木々の香り・・・これこれ、この香りを求めていたのよ


温泉に入り、持参した本を読みながら、ノンビリとした時間。「しあわせ」



そして日も沈む頃・・・

予約していた貸切露天風呂に



そう。ここのお湯は「にごり湯」

この温泉に決めた理由はコレでしたの　

そんなに熱くないお湯で、ゆっくり、しっとり


いよいよお夕飯の時間。

箱根はヤッパリこのビール？


食前酒の梅酒と先付け

先付けは、ずわい蟹、えのき、菊花と銀杏春菊が五穀米のおかゆ餡で和えてあるもの。優しい味で美味しいです。


前菜


お吸い物は蓮根のすり流し


マツタケ海老、つる菜、酢橘。


お作り
マグロが美味しかった。


そして煮物


焼物は沖鮭津軽焼


中皿は牛ロースのステーキ


揚げ物

真ん中でそびえ立っている？のはサツマイモ。サツマイモチップのようで美味しい。

最後に変わり鉢

柿みぞれ酢で頂きました。

その後ご飯と赤だし。

デザートは
このプチケーキは地元パティシエが作っているとの事。しっとりとした美味しいケーキでした。

年を取って来ると？あれもこれもがどで～んと出ているより
一つ一つ出てくる方が嬉しかったりする。


以前違う旅館で、料金はそのままでいいので、夕食の量を少なめにして欲しいと
お願いした事がある。
返事は「NO」だった。

出来たら、泊まる人の年齢などに合わせて
加減してくれるサービスもあったら嬉しいなと思うこの頃。

でも今回は量も丁度良く、そして何よりお味も良かった　


充実した時間を過ごし、爆睡し　翌朝

朝一で予約しておいた貸切露天風呂

朝のすがすがしい空気を吸いながらの露天風呂は最高だよね

湯船からはこんな景色が眺められる


朝食はお部屋ではなく「お食事処」で頂きました。


これも良いよね。
起こされて慌てて起きてボーっと布団が片付けられるのを待っているという事が無いものね。

とても満足な時間を過ごした久しぶりの温泉旅行

帰りは宮ノ下までバスで帰り

そこから登山鉄道で湯本へ戻りました。



どうしても宮ノ下と湯本の間は混雑するみたいなので、渋滞がイヤな場合は
登山鉄道を利用するのが良いかもしれないです