北大柔道部ログ

マネージャー概論 補足編




こんにちは。
体調が戻りつつある、マネージャーのもものほうです。
先日は、りさちゃんがマネージャー概論を書いてくれたので、
それをもとに、マネージャーの心意気的なものを書いてみようと思います。
これを読んでくれた新入生が、少しでもマネージャーに興味を持ってくれたら、うれしいです(*^_^*)



さてさて、概論にもありましたように、
北大柔道部のマネージャーに必要とされているものは、
「このチームのために頑張りたい」と思う気持ちと、そのための「努力」であるというのが、
三年目になったわたしの結論であります。
…というか、すべての部活においてそうかもしれませんが、
それがなければ、とてもマネージャーなんて続けられないと思います。
逆に、その気持ちさえあれば、きっとこの柔道部のマネージャーとして、
一生の財産になるような、仲間や、経験が積めるはずです。



わたしが、柔道部に入った理由は、
YAWARAちゃんが大好きだったのと、
筋肉むきむきで坊主の男子がかっこいいと思っていたためです。
あと、体育会系の部活にあこがれていたけど、自分ではやる勇気がなかったからです。
…なんとも、立派じゃない動機ですね(ー_ー)!!
マネジャーとは、飲み物作ったり、掃除をしたりと、雑用をやって、
かっこいい人たちをそばで、キャピキャピと?応援していればいいのだ…
なんて勝手に思っていました。すいません…。


しかし、今は違います。
もちろん、こまごました雑用や、みんなの応援も大事なマネージャーのお仕事です。
しかし、マネージャーの仕事は雑用ではありません。
マネージャーの仕事は雑用だ、ではなくマネージャーの仕事は雑用も含む
雑用はあくまで根幹ではありません。



では、マネージャーの仕事とはなんなのだということになると思いますが、
わたしは、次の3つから構成されていると思っています。

①選手が日常の練習を果たすためのこと
(ドリンク、タイマー、安全や衛生のチェック、けがの対応など)
②選手が試合で成果を残すためのこと
(他大学研究、栄養学など)
③柔道部という組織のために管理すべきこと
(書類提出、ビデオなどのデータ管理など)


この3つに当てはまるものなら、何でもマネージャーの仕事範囲内です。
それが小さな雑用でも、部にとって大きなことでも。
マネージャーの先輩であられた幸恵さんが、
これらの仕事の土台を作ってくださいました。
しかし、ただ単に、それをやっていればいいというものではない、
と最近のわたしは思うようになりました。
今のチームに何が必要か、それを自分たちで考えて、やっていくことが大切なのです。



わたしが本気でそれを実感したのは、去年の11月でした。
東北大学との定期戦で、北大が負けたとき、
わたしは初めて、純粋に「悔しい」と思いました。
それまでは、試合で負けても、「みんなが悲しんでいることが、悲しい」でした。
しかしこのとき、初めて、純粋にただ悔しかったのです。
「勝ってほしい」から「勝ちたい」への変化の瞬間だったような気がします。
いや、もちろん実際に戦うのは、選手なので、「勝ちたい」はおかしいですかね(*^_^*)
でも、このときから、チームのために今何が必要なのかを
自分で考える思考回路が身についた気がします…。
ただそれが仕事だからやるのと、必要だと思ってやるのとは、同じなようで全然違います。
モチベーションも、仕事の質も全然ちがいます。
…ということを最近になってようやく悟ってきた気がします。



次に柔道部で得られる一生の財産について。
まずは、仲間です。
柔道部は、楽しいばかりの場所ではありません。
しかし、一緒に、同じチームで、たくさんのことを乗り越えてきた人たちは、
絶対に一生忘れることのない仲間になると思います。
わたしにとっては、相方のりさちゃんがまさにそうです。
もちろん、楽しいこともうれしいことも、たくさんありますしね(*^_^*)



それから、わたしがもう一つ、財産になると思うもの、
それはチームメイトからの「信頼」です。
わたしはこれまで、ずっとみんなに「感謝」を求めていました。
感謝されるとうれしかったし、されないと内心「当たり前にして!」と思っていました…(._.)
まあ、今全くそう思ってないといえば、うそになりますが(笑)、
しかし今わたしがほしいものは、感謝よりも「信頼」です。
たとえばある選手が、日々の練習で技を習得して強くなったり、
試合で自分の役目を果たしたとして、
チームメイトはその選手に「ありがとう」なんていうでしょうか?言わないですよね…。
その代り、その選手が得るものは、みんなからの「信頼」だと思うのです。
それはその選手がボランティアじゃなくて、一緒に戦う仲間だということの現れなのではないかと思います。
なので、マネージャーとして、感謝を求めていたってことは、
選手と同じところに立てていなかったということなんだと思います。
どこか、ボランティア精神があったのかもしれません。
もちろん、マネージャーは人のためにやる仕事ですから、仕方のない部分はありますが…
しかし最近はこう思っています。
選手とマネージャーは、やることは全く違いますが、
とり役、わけ役がそれぞれ一つの柱となってこのチームを支えているように、
皆がお互いに一緒に戦う「戦友」であるように、
マネージャーもこのチームの一つの柱として、「戦友」として存在したいと思っています。
上下関係でも、雑用係でもなく、お互い信頼し合って、同じところを目指していきたいです。
そのためには、チームへの思いと、たくさんの努力が必要でしょう。
今は、いろいろと力不足で、疲れるとすぐ不満を言ってしまったり、
頼りない存在かもしれませんが、いずれはきっとそうなるつもりです。
チームメイトから得た「信頼」と、それを勝ち取るために積み重ねた努力、
それが、この部活での自分の財産になると思っています。





なんだか気が付いたら、新歓から離れて、
自分の心意気を書いただけみたいになってしまいました(._.)
伊藤ちゃん、ごめんね。



結論!新入生のみなさん、我々マネージャーは
柔道部が好きで、このチームのために頑張ろうと思ってくれる人を探しています!
(いろいろ書きましたが、これはあくまで3年目の心境なので、
よくわからなくても、全く気にしないでください!)
もしも、これが少しでも興味をもつきっかけになってくれたら幸いです!
興味があれば、道場に足を運んでくれるとうれしいです(*^_^*)!
なんだかグダグダで申し訳ありません。終わります!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

gangster
めっちゃいいこと書いてるね!
感動さえ覚えました。笑
アツい!
Unknown
たしかに試合をするのは選手だけど、そこまでの準備や練習も全部ひっくるめて「戦い」だと思う。だからチームの一員のマネージャーが「勝ちたい」って思うのはチームとして素晴らしいこと。是非選手の皆さんをこれからも全力で支えて下さい!
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「北大柔道部のすすめ」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事