戦前から脈々と受け継がれる伝統。
100年にも及ぶ膨大な歴史。
その歴史を感じれる場所、それが北大柔道部である。
道場には年代を感じられる風格が漂う木製の名札があり
その歴史の重みを語っている。
今までの部員の面々である。
この歴史をみよ。
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今日までどれほどの人がこの道場に足を踏み入れ
七大戦優勝という大きな目標に向かって汗を流し練習に励んできたのだろうか・・・
そんな熱い想いがこの道場には詰まっている。
道場には旗がかけられている。
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盡己(=尽己)
と書いてある。
読み方は(じんき)、「己を尽くす」という意味だ。
七大戦は15人の抜き試合。
一人ひとりに役割が与えられる。
15人一人ひとりではなく
北大柔道部一人ひとりだ。
全員がチームのために己を尽くすのだ。
チームが一丸となり
チームのために己を尽くした時
優勝の2文字が見えてくる。
七大戦では誰もが主役である。
相手を抜いたらカッコいい、そう思うかもしれない。
抜き役と称される人が輝いて見えるかもしれない。
だが違う。
七大戦では誰もが輝ける。
こればっかりは言葉では伝わらないかもしれない。
肌で感じてもらうのが一番理解してもらえるだろう。
輝いてきた人たちの歴史がさっきの名札である。
新入生
君も主役になってみないか
君も輝いてみないか
そして
100年と続く歴史の一員になってみないか