北大柔道部ログ

北京旅行 二日目 ~中国悠久の歴史~

~前回のあらすじ~あわただしい朝へ
寝坊した僕たちは竜澤さんの電話で起き
道に迷い、時間に遅れ。。。

それでも万里の長城に向けて
なんとか出発することができた。


~本編~
世界遺産は万里の長城・金山嶺長城に到着した。


モンゴル系の人たちが観光客を相手に商売をしている。
歩けば横を一緒になって歩き、
『買え、買え』って物を渡してくる。
それも10人くらいで

ちょっと怖いなと思いつつも
晴天で空気が澄んでおり、とても気持ちがよく
この気候の中で世界遺産を見れることに期待が膨らむ。

山登りよりスタート

階段を上る、上る。


息も少し上がり
これいつまで上るの・・・?

と不安になりかかったとき


ついた!!

ここをくぐると・・・そこには!!

それではスライドショーをご覧ください。
北京旅行 ~万里の長城~


大自然の中に巨大な建造物が遠くまで遠くまで
山の稜線に沿って延々と続く長城
どこまでもどこまでも続いている。


とてつもないスケールだ。

ゆったりとした空気が漂っている。
素晴らしい天候も相まって最高である。

この長城により、北京とモンゴルが分けられているという。
モンゴル側から北京側へと傾斜があり
モンゴルからの侵攻を防ぐために建てられたのだ。

これを造るのに
どれほどの時間がかかったのだろうか?
どれほどの人が関わったのだろうか?
どうやって造ったのだろうか?
これほどの建造物を造ってしまうほどの脅威とは?

長く続く長城を歩きながら
ここで起きた出来事へと思いをはせる。


始めのうちは修復され、形が整っていた長城であるが
次第に時の経過を感じさせるものへと変化していく。


壁は崩れ、石畳の道があるだけ
もちろん尾根の上に建っているため、横は断崖絶壁とまでは言わないがかなりの高さがある。

風化した建造物
歴史を感じさせ、当時へと思考をいざなう。


本当に素晴らしい場所だ。

いくら歩いても苦になることはなく
感激の連続であり、思考の連続であった。


ここしか行っていないのでなんも言えないが
ガイドブックに載っている『八達嶺長城』も
やはりいいところなのだろう。
でも、修復が進み、人でごった返す場所というのであらば
ここ『金山嶺長城』で経験したことは味わえなかったと思う。

人ごみの中ではこの悠々たる時間の流れに入ることはできないだろう。



さて歩きに歩いて金山嶺最後のポイントまできた。


最後にそびえる傾斜角45°以上はあるのではないかという階段

階段もボロボロで壁もなく落ちてしまうのではないかと恐ろしくなる。

上の写真に僕と山本がいるのが分かるだろうか?


この先は別の長城になるらしい。


引き返す。


この道中ずっとモンゴル人の女性が3人ついてきていた。
英語を流暢に話すので始めは観光客なのかと思っていたが
売り子さんだという。

途中、撒こう、ということで急いで歩いたが
そこはここを1日に3往復はしているという売り子さん。
離れずについてくる。おばあちゃんという年齢の人でも付いてくるからスゴイ。。。

まぁこの人たちにガイドしてもらう形になって
理解が深まった気はする。

ずっと付き添って(勝手にだけど)くれたし
何か買ってもいいかと思ってしまう。

こうなることを知ってて日本人についてくるらしい。
日本人のことをよくわかっているwww
他にも観光客はいたが、中国人と思しき観光客にはついていっていない。


結局写真集を買ってしまった。
(竜澤さんのお金だけど…)
部室に置いてあるのでみなさん見てください。

時間にして2時間くらいだったろうか?
こうして万里の長城を満喫した一同は山を降り
麓のレストランに昼食を食べに向かった。


続く

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