お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

パジョン

2005-04-07 | ソウルな日々


 お客さんとの打ち合わせが終わり、サービスアパートまでのいつもの横丁を歩いて帰る。現地社員も今日はこれで上がりらしい(というより、こっちのほうが家から近いとのこと)。じゃあ、ということで横丁のパジョン屋に4人で寄って晩飯に。
 パジョンはいわゆるチヂミのことで、「パ」が葱、「ジョン」がお好み焼き風の食べ物とのこと。「葱焼き」っちゅう意味やね(と関西風に)。このほかに「ピンデトック」というのも似たようなものなのだが、こちらは緑豆の粉を使っている。どちらも酒が進み、しかも辛くないのでお勧めだ。
 この店は間口が5メートルぐらいの小さな店なのだが、いつもお客さんでいっぱいだ。ご多分にもれず、おばちゃんががんばって焼いており、おっちゃん(ではなくてこの店はじいちゃん)がうろうろとお客の注文をとったり運んだり、常連さんとしゃべったり、お客さんに一杯飲ませてもらったりしている。もちろん、これらのうち後になるほうが確率が高い(笑)。
 我々も、ヘムルパジョン(海鮮パジョン)とモドムビンデトック(ピンデトック盛り合わせ)を頼む。ビールが進む。ここにも、例のマッコルリがある。研修のときと同じようにペットボトル入りだが、こちらの「ソウルマッコルリ」は工業化された製品らしく、爆発はしない模様。それに飽き足らなくなるとトンドンジュ(伝統的などぶろく)へとはしごする。不思議と悪酔いはしない。酔っ払ったとしても宿はすぐそこだ。


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