お休み前のBLOG。

息抜きの海外旅行にも行けず、特急ひたちで東京と浜通りを行き来する平凡な日々を描くブログです。

駆け込み修行(3)11月23日(その1) 青函航路の思い出

2015-11-23 | たび

 勤労感謝の日。今回の宿は評判で選んだのだが、スタッフとあまり会わなかったこともあり、その良さが十分にはわからなかった。ただ、朝ごはんのバラエティの多さにはびっくり。満腹してチェックアウト。

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 まずは、駅のコインロッカーに荷物を預ける。駅の外に出ると、旧函館駅所在地の碑が。それでもここの場所ではなかった模様。

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 旧駅舎と桟橋改札口の間だったと思われる界隈。連絡船から特急の自由席まで、みんなでダッシュしたことが思い出される。冬場なんて、ホームが凍っていて危なかったなぁ。しかも、「北斗」の自由席は札幌寄りにしかなかったし。

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 「桟橋会館」に「桟ばし小路」と、当時の面影を残す名前が。

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 摩周丸に向かう。途中に津軽丸や

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 大雪丸の錨が展示してある。これらの船も鬼籍に入ったのかな。

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 摩周丸はかつての桟橋に係留されている。貨車を積み込んでいた可動橋のあと。

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 だいぶんくたびれている。

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 可動橋のパーツ。「10両、5両、3両、10メーター、5メーター、3メーター、停止」という入れ替えの指示のスピーカーの声が懐かしい。

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 車両甲板の出入口。ペンキが塗られているが、紛れもなくレールである。

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 市の施設なので仕方がないが、ファンネルマークがJNRだったら、母港は東京でなければならない。

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 乗船口は往時のものを使っている模様。

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 入館料500円を払って乗船。

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 JNRのファンネルマークに、いるかのシンボル。どちらもプレートではなくペイントでの表現で残念。

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 船内は大改造されていて、乗船口と同じレベルの甲板は封鎖。せっかくなので案内所ぐらいは残して欲しかったところ。航路現在地案内もあったねぇ。

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 復元された普通座席(椅子席)。リクライニングしなかったが、外を見るには良かった。冬に渡道するとき、(この窓はプロムナードデッキに面しているが、実際にはもう一階層下)まどにしぶきがかかっていたり、青森港にいるときから揺れて不安な思いになったりしたっけ。

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 ここは縁のなかったグリーン指定席を再現したエリア。

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 船首のサロンから眺める函館山。

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 ここも再現された普通桟敷席。外を見るつもりがなければ、ここでごろ寝すれば4時間の休憩になった。

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 操舵室。

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 コンパスデッキまで上がって、元町坂や函館山を望む。
 
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 レーダーマスト。識別符合のMsが残っている。

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 プロムナードデッキ。最初の頃はみんなでうろついていたが、2時間近くなると飽きたり酔ったりして船内に戻っていったっけ。

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 ファンネルマークのJNR。

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 最後の一年だけ付けていたJRマーク。

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 当時の思いを見つけたが、あまりの変わりように愕然として船をあとにする。



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