前回行った「白石川堤一目千本桜」の他にも「千本桜」はある。その一つが磐越東線の夏井駅から歩いていける「夏井千本桜」。阿武隈山地を源流としていわきで太平洋に注ぐ夏井川の耕地整備のときに植えられた本当に1,000本の桜並木。磐越東線はだいたいこの駅あたりから夏井川に沿っていわきへと向かっていく。
きっぷは郡山駅で二区間買っておいた。100kmを越えないので途中下車はできない。また、途中の小野新町駅からいわき駅の間は列車の本数が極端に減ってしまうので下手な列車で行くと3~4時間花見をするはめに陥ってしまう。
郡山駅6番線。13時半ぐらいのいわき行はほぼ満席。
一昨日、夜桜が幻想的だった舞木駅に到着。昼間の桜もきれいだ。
広い窓から差し込む暖かい日差しにウトウトしているうちに小野新町駅に到着。夏井は次の駅だ。
行き違い線路も、貨車が止められていた線路も撤去され、駅舎すらなくなってしまった無人駅だが、ホームに面した枝垂桜が満開だ。
いわき方面の線路。
いってらっしゃ~い。つぎのいわき行は2時間後。その間、郡山行は来ないらしい。
今日は出張用のキャリーを持っているのであまりウロウロできず、駅の周辺をさまようのみ。
それでも青空に薄紅色の花がよく映えている。
足元には黄色や白の水仙。
橋を渡って右岸側へ。見渡す限りの桜並木。一昨年の水害のせいか、河原が少し荒れているような。
パノラマもきれいに映る。
すっかり満足して駅に戻る。駅舎が撤去されているが、かつて行き違えるようになっていた痕跡がホームに残っている。
これがこの駅の時刻表。上り下りあわせて6往復。
2時間経って、つぎのいわき行きに乗る。ちょっとシャッターチャンスを間違えた。
さて、今週も頑張って仕事しましょう。