
浜通り地方で原発事故とその処理、廃炉作業と地域の関わりを考え、地域の再建を目指した活動を行っている一般社団法人AFWが発行している冊子「福島第一原発と地域の未来の先に…~私達が育てていく未来~」を入手することができた。
福島第一原発ができる前から現在に至るまでの原発と地域の関係を淡々と、しかしわかりやすく解説してくれている。何より素晴らしいのは「誰も悪者にしていない」ということ。東電が悪いと言っても、その東電が地域の雇用を支えていたことにも目を向けている。地域社会の分断を起こさず、みんなで地域の再建を果たしたいとの思いが強く伝わってきた。
このことは、今我々が直面しているコロナ禍にも通じることでもある。
で、この冊子を知ったきっかけは、前の記事に書いたいわき駅前の飲み屋のご縁だった、というのは控えめにアピールしておこう。